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Java Store
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米Sun Microsystemsは2日、サンフランシスコで開催中の開発者向けイベント「JavaOne」で、Javaアプリケーションのオンラインストア「Java Store」を発表した。現在、プライベートベータプログラムが始まっており、年内に米国のユーザーを対象に正式オープンする。米国外では2010年にサービスを開始する予定。
「Java Store」は、デスクトップ用のJavaアプリケーションやJavaFX環境向けのアプリケーションを販売するためのオンラインストア。アプリケーションの登録受付も開始されており、開発者向けにはJava Storeに出品するアプリケーションの保管場所などを提供する「Java Warehouse」サービスも開始した。
また、SunではJavaFXプラットフォームとJava SEのそれぞれ最新版となる「JavaFX 1.2」「Java SE 6 Update 14」を発表。JavaFX 1.2では、新しいクロスプラットフォームのUIライブラリ、アプリケーションの高速起動、ストリーミングメディアなどをサポート。Java SE Update 14では、新しいガベージコレクタを採用したほか、Internet Explorer 8とWindows 7への対応を行っている。
このほか、JavaOneの会場では、テレビやセットトップボックスを対象としたプラットフォーム「Java FX TV」や、開発ツール「JavaFX Authoring Tool」などのデモが披露された。
関連情報
■URL
Java Store
http://store.java.com/
ニュースリリース(Java Storeについて、英文)
http://www.sun.com/aboutsun/pr/2009-06/sunflash.20090602.2.xml
ニュースリリース(Java FX 1.2およびJava SE 6 Update 14について、英文)
http://www.sun.com/aboutsun/pr/2009-06/sunflash.20090602.3.xml
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( 三柳英樹 )
2009/06/03 17:23
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