米Nielsenは2日、米国ユーザーのソーシャルネットワーキングサイト(SNS)とブログの利用時間に関する調査結果を発表した。米国ユーザーのSNSの総利用時間は、1年間で83%増加した。
調査は米国の家庭および職場のユーザーを対象としたもの。2009年4月時点でのサイト別の総利用時間は、1位がFacebookの138億7264万分(前年同期比699%増)、2位がMySpaceの49億7392万分(同31%減)。2008年4月時点では、1位がMySpace(72億5465万分)、2位がFacebook(17億3570万分)だったが、1年間で両者の順位は逆転した。一方、MySpaceはサイト内の動画視聴時間では引き続き1位(3億8403万分)で、2位のFacebook(1億1350万分)などを大きく引き離している。
3位はBloggerの5億8268万分(同30%増)、4位はTaggedの3億2787万分(同998%増)、5位はTwitterの2億9984万分(同3712%増)。
Neilsenのオンラインメディア担当副社長Jon Gibs氏は、「昨年はFacebookが急成長する一方、MySpaceは減少傾向が続いている。また、Twitterの急速な成長により市場の見通しは大きく変わった。ソーシャルネットワーキングは、どれほど急成長して大規模になっていても、急速にユーザーが離れてしまうことがある」とコメントしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.nielsen-online.com/pr/pr_090602.pdf
Neilsen Online
http://www.nielsen-online.com/
( 三柳英樹 )
2009/06/04 16:56
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