ネットエイジアは5日、PCと携帯電話でのインターネット利用に関する調査結果を公表した。調査は4月10日から14日までの期間中、携帯電話向けにオンラインアンケートを実施。10代から30代の1272人より回答を得た。
直近の1年間で、「携帯電話でネットをする時間」「PCでネットをする時間」「テレビの視聴時間」「雑誌を読む時間」「テレビゲームをする時間」について、その増減を単一回答形式で尋ねた。携帯電話でネットをする時間は「増えた」が46.1%で、「減った」が7.3%。PCでネットをする時間は「増えた」が30.8%、「減った」が20.8%だった。
一方、テレビを見る時間は「増えた」が16.5%、「減った」が37.1%。雑誌を読む時間は「増えた」が16.4%、「減った」が33.1%。テレビゲームをする時間は「増えた」が11.3%、「減った」が38.1%となった。これらのことから、ここ1年で、テレビやゲーム、雑誌に費やす時間は減り、PCか携帯電話でネットをする時間が増えたことがわかった。
平日にプライベートでPCや携帯電話でネットをしている時間を自由回答形式で尋ねたところ、1日30分以上ネットをしているユーザーは、PCで62.8%、携帯電話で58.8%だった。また、ネットの平均利用時間はPCが59.8分、携帯電話が60.1分で大差はなかった。
よく利用するサイトをPCと携帯電話で比較したところ、PCでは、「検索サイト」63.4%、「ネットショッピング・オークション」35.3%、「動画配信サイト」34.1%の利用が多く、携帯電話では、「ニュース・天気予報」67.5%、「電車や道路などの交通情報」46.1%、「ゲーム」36.1%、「SNS」35.5%が多かった。
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利用時間の増減
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.mobile-research.jp/investigation/research_date_090605.html
( 野津 誠 )
2009/06/05 19:49
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