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独連邦政府と州政府、ブロードバンドの本格的構築に向け合意


 ドイツ連邦政府と州政府はこのほど、ブロードバンドの本格的なネットワーク構築に向けて合意したと発表した。連邦政府は、2010年末までにブロードバンド網を全国に網羅する計画を発表し、2014年までに50Mbpsの高速ネット網の普及率をドイツ市民の75%にまで高めるとしている。

 ドイツ連邦首相のアンゲラ・メルケル氏はこの発表を受け、地方の遠隔地におけるブロードバンドの「穴」をふさぐことができるとの見解を発表。連邦政府としても、国全体におけるネット網の整備に全力を注ぐ決意を新たにした。

 一番の問題となっていたコスト負担については、連邦政府と地方政府との間で一定程度の合意が形成されたという。ドイツ連邦議会では、コストについて12日に議論するとしている。

 また、発表資料では、ドイツの人口8000万人強のうち現在でも500万人が高速ネットとは「縁がない」状況で、これを解消するには無線周波数にネット用の帯域を設けるなど、行政側の整備も必要であると指摘している。


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URL
  ニュースリリース(独文、PDF)
  http://www.bmwi.de/Dateien/BBA/PDF/breitbandstrategie-der-bundesregierung%2Cproperty%3Dpdf%2Cbereich%3Dbmwi%2Csprache%3Dde%2Crwb%3Dtrue.pdf


( Gana Hiyoshi )
2009/06/08 14:22

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