イー・モバイルは、理論値として受信速度が最大21Mbpsという「HSPA+」の規格を利用したデータ通信サービスを8月上旬より提供する。提供エリア、対応端末は今後発表される。合わせて、同サービス向けの料金プランが追加されることも発表された。
同社が新たに提供するのは、受信速度が最大21Mbps(理論値)というHSPA+を利用したデータ通信サービス。同サービス向けの料金プランとして二段階定額制の「スーパーライトデータプラン21」、定額制の「データプラン21」が新設される。
「スーパーライトデータプラン21」は、対応端末を長期契約割引が無い「ベーシック」で購入した場合、月額2000~6980円。割引サービスの「年とく割」加入で月額1000~5980円、新設される「年とく割2」加入で580~5980円となる。1パケットは0.042円。
「データプラン21」は、対応端末を長期契約割引が無い「ベーシック」で購入した場合、月額6980円。割引サービスの「年とく割」加入で月額5980円、新設される「年とく割2」加入で5580円となる。
● 基本料をさらに下げる「年とく割2」
データ通信サービス向けの割引サービスとして、1年契約で基本使用料を割引する「年とく割2」が7月1日より提供される。従来の「年とく割」より基本使用料の割引が大きくなるが、契約解除料は2倍の6300円となる。契約は1年単位の自動更新。「年とく割」から「年とく割2」へ移行する場合、「年とく割」の契約解除料はかからない。
端末を「ベーシック」コースで購入したユーザーが対象で、利用できる料金プランは「データプラン」「スーパーライトデータプラン」と、8月上旬より提供される「データプラン21」「スーパーライトデータプラン21」の4つ。
「スーパーライトデータプラン」では「年とく割」加入で月額1000~4980円だったが、「年とく割2」加入では月額580~4980円となる。「データプラン」では「年とく割」加入で月額4980円だったが、「年とく割2」加入では月額4580円となる。
このほか「年とく割2」とは別に、携帯電話サービス向けの「データ定額オプション」の下限が値下げされ、月額1000~4980円だったところが月額580~4980円となる。既存ユーザーは7月利用分から自動的に適用される。
関連情報
■URL
ニュースリリース(HSPA+)
http://www.emobile.jp/cgi-bin/press.cgi?id=661
ニュースリリース(年とく割2)
http://www.emobile.jp/cgi-bin/press.cgi?id=662
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( 太田亮三 )
2009/06/08 18:26
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