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七夕に宇宙からメッセージ、「きずな」でメール同時多重伝送実験


実験イメージ図

PCメール用のメッセージカード
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11日、インターネット衛星「きずな」(WINDS)の基本実験の一環として、同衛星の大容量通信を生かしたメールの同時多重伝送実験を実施すると発表した。実験にあたり、伝送先となるメールアドレスを募集するためのキャンペーンサイトを公開した。募集期間は7月1日17時まで。

 実験では、送信先のメールアドレスやイラストカードなどをJAXA内のサーバーに保存し、7月7日にまとめて宇宙にある「きずな」へ向けて伝送する。「きずな」への送信はJAXA筑波宇宙センターに設置した地球局から行う。「きずな」で中継したメールは、もう一方の地球局で受信し、JAXAのメールサーバを経由して相手先に届けられる仕組み。

 なお、メッセージは迷惑メール悪用防止のために自由文ではなく、定型カードイメージを募集サイト上で選択する。メッセージは画像添付されるかたちで送られる。メールの本文には、「『きずな』から送られてきたメールです」という内容の文章が入る。

 キャンペーンサイトで登録する際の必要事項としては、1)実験参加者の氏名(ハンドルネームでも可)、2)実験参加者のメールアドレス、3)送信先のメールアドレス、4)メール件名の選択、5)定型デザインカードの選択――がある。メールアドレスは携帯・PCを問わない。1回の申し込みにつき最大5件のあて先にメールを送信できる。

 「きずな」は最大1.2Gbpsのデータ通信が可能な超高速通信衛星で、2008年2月23日に打ち上げられた。アンテナ直径45cm程度の地球局では、衛星から地球局へは最大155Mbps、地球局から衛星へは1.5Mbps〜6Mbpsの通信が行える。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.jaxa.jp/press/2009/06/20090611_kizuna_j.html

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( 増田 覚 )
2009/06/11 19:28

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