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オフライン地図対応で、災害時のルート案内も可能になる「MapFan+」


アプリ名 MapFan+(Ver.1.0.0)
こんなときに オフラインでも使えるナビゲーションアプリが欲しい
価格 無料
配布 INCREMENT P CORPORATION (C) INCREMENTP CORP.
URL https://itunes.apple.com/jp/app/id551921916

ダウンロード地図なら、通信環境を気にせず、よりスムーズな表示が可能

 「MapFan+」は自動車、徒歩、自転車での移動に便利な音声ナビゲーション機能を備えた無料の地図アプリだ。オンライン地図表示、ルート検索、音声ナビゲーション、スポット検索等の基本機能が利用できるが、見やすさや情報量の多さも魅力である。有料オプションのダウンロード地図を使うと、オンライン/オフラインと1タップで地図を切り替えて表示できるのが大きな特徴。なお、有料の「MapFan for iPhone」とは別のアプリのため、併用が可能。公式サイト(http://www.mapfan.com/iphone/plus/mfiphone.html)でできること、できないことをチェックしておくといいだろう。

MapFan+

 画面のアイコンは、左上から「スポットのブックマーク登録」「シェアボタン」「渋滞情報表示(有料オプション)」「地図のオンライン/オフライン切替」、「現在地ボタン」「検索ボタン」「ルート設定/ナビゲーション」「ブックマーク」「その他」となっている。「現在地ボタン」を2回タップすると向いている方向に地図が回転する「ヘディングアップ」も可能だ。

 まず地図だが、起動するとまずオンラインの地図がロードされる。常に最新の状態で表示されるというメリットがあるが、回線の状況が芳しくない場合は、白い抜けが発生することもある。困るときは有料のオフライン地図を購入するといいだろう。オフライン地図がある場合は、画面右上の「地図のオンライン/オフライン切替」ボタンをタップするだけで表示は簡単に切り替えられる。見た目に違いはなく、ピンチイン、ピンチアウトでの拡大縮小、ドラッグでの移動などすべての操作に対応しているほか、音声ナビゲーションも可能だ。

 また、時刻に連動した「地図配色」機能はユニークだ。時刻連動にしておくと、昼画面は明るい色彩、夜画面は地図全体が自答的に暗くなる。夜間の利用時、特に車両での移動時に画面が過度に明るくなることを防ぐためのようで、なかなか気が利いていると感じる。気になる場合は、昼もしくは夜のいずれかも選択できる。

 「検索」はスポット名や住所での検索が可能な「フリーワード」のほかに、現在地もしくは指定場所の「周辺施設」や、都道府県名から絞り込む「住所一覧」、iPhoneの連絡先からの検索などに対応している。検索結果で得られたスポットを開くと、現在地からのルート検索にスムーズに移行できる。また、地図表示、Twitter、Mailでのシェア、マーカーの削除、連絡先に追加、ブックマークといった機能が使える。

オンラインで現在地を表示した状態。画面右上のアイコンは「ON」になっている オフラインにして、ダウロード済みの地図(関東エリア)を表示。右上のアイコン以外変わったところはない
設定で、地図の配色を時間連動にすると、地図全体が暗くなる 「検索」画面 検索したスポットのメニュー。「ここへ行く」を選択すれば「ルート検索」になる

 

検索したルートをブックマークするとオフラインでも再表示

 ルート検索は、「高速/有料道路利用」「高速/有料道路回避」「歩行/自転車」の3種類をサポートしており、出発地と目的地のほかに、中継地の追加もできる。検索すると、全体ルート、所要時間、到着予測時刻、距離、料金が確認できる。「高速/有料道路利用」と「高速/有料道路回避」は、音声ナビゲーションも利用可能で、オートリルート機能、方面看板やレーン情報も表示する。「歩行/自転車」の場合は、音声ナビゲーションをサポートしておらず、画面右側のラリーバーのみだが、ヘディングアップには対応しているのでほとんど問題はないだろう。

 なお、検索したルートをブックマークに保存しておけば、通信環境が悪い状態でもルートを再表示できる。通信ができなけば再検索やリルートは使えないが、表示されたルートとGPSによる電子コンパスは使える。これは災害時を想定すると非常に心強い。オフィスと自宅間、自宅と実家間など、必要なルートを検索して保存しておくと安心だろう。

 気になる点があるとすれば、「歩行/自転車」のルートが必ずしも最短とは限らないことかもしれない。筆者の最寄り駅で試したところ、自転車での走行を意識したと思われる遠回りなルートが表示された。徒歩で利用する場合は、表示されたルートと目的地までの地図を見比べる必要はあるかもしれない。また、電車の乗換検索には対応していないので注意していただきたい。

ルート検索画面 「高速/有料道路利用」の自動車移動を選択してみた 自動車でのルート案内では、方面看板やレーン情報に加え、音声ナビゲーションが利用できる
「歩行/自転車」のナビゲーションは、ラリーバのみ 現在地情報の「シェア」はTwitterとメール マップモードに関する設定画面
地図配色の設定 ナビモードに関する設定画面 ダウンロードした地図の管理 ブックマークには、スポットとルートの2種類が。ルートを選択すると保存時のルート情報をそのまま見ることができる

 


関連情報

2012/11/28 06:00


すずまり
プログラマからISPの営業企画、ウェブデザイナーを経て、現在はIT系から家電関連まで、 全身を駆使してレポートする雑食性のフリーライターに。主な著書に「Facebook仕事便利帳」「iPhone 4 仕事便利帳」(ソフトバンククリエイティブ)など。
睡眠改善インストラクター、睡眠環境診断士(初級)。