ビジネスに役立つiPhoneアプリ
自分にあった移動ルートを調べやすい「Yahoo!乗換案内」
(2014/2/19 06:00)
アプリ名 | Yahoo!乗換案内(Ver.3.0.0) | |
こんなときに | 荷物が多い、歩くのが遅い、移動に不慣れなど、自分のペースにあった乗換ルートを探したい | |
対応OS | iOS 5.0以上 | |
価格 | 無料 | |
配布 | Yahoo Japan Corporation (C) Yahoo! Japan Corp. | |
URL | https://itunes.apple.com/jp/app/yahoo!-cheng-huan-nei-wu-liaono/id291676451 |
経由地は3か所。乗換時間にゆとりを持ったルートも探せる
春は環境に大きな変化を伴う方が多い季節。首都圏などの都市部での移動をスムーズに行うために、欠かせないアプリがある。それが乗換案内アプリだ。出発地、目的地、日時などを入力すると、最適な移動手段とそのルートを所要時間、運賃、乗換回数などの順で教えてくれるので、土地勘がなくても心細い思いをしなくて済む。中でも多機能で親切なのが「Yahoo!乗換案内」である。
「Yahoo!乗換案内」では、電車、バス、フェリー、飛行機などの乗り換えルート、運賃、距離、途中駅・停車駅、到着時刻を調べられるほか、特急券や定期券、駅の時刻表、全国の路線の運行情報の確認もできる。このあたりは乗換案内アプリとしては一般的だが、検索のしやすさ、検索結果の見やすさ、情報量の多さ、便利な機能のそれぞれに特長があるのだ。
検索に欠かせない出発地や到着地の指定では、直接入力する以外にも、検索履歴や登録駅、地図を使った指定もできるので、スピーディな指定が可能。経由地は3つまで指定できるため、最短や最安コースのみならず、任意ルートの時間や料金も調べやすい。
出発地と目的地は駅名でなくてもいい点も知っておきたい。たとえば、「オフィスの住所からとうきょうスカイツリーまで」といった、住所や施設名も指定できる。この場合、オフィスから最寄り駅までの徒歩ルートをはじめとして、降車駅から最終目的地までの全ルートが情報の対象となるため、徒歩と交通機関を切り離して調べる必要がないというメリットがある。
乗り換え時間を「急いで」「標準」「少しゆっくり」「ゆっくり」から指定できる点も特長。複雑な乗り換えに不慣れなときや、荷物が多い、ベビーカーを使用しているなど、移動に時間がかかりそうなときは指定しておくと、それにあった時間で探してくれるのでゆとりを持った移動も可能になる。
検索結果は所要時間、料金、乗換回数でソートされるが、すっきりしていて見やすい。目的にあったルートを見つけやすいように、アイコンが付与されているため識別しやすくなっている。条件に合わない場合は、指定時刻の「1本前」や「1本後」のルートも1タップで探せる。
検索結果にはかゆいところに手の届くような情報も多い。特に駅名間をタップすると見られる途中停車駅や、発車ホームと到着ホーム情報は、乗り間違いを防ぎやすく、乗り慣れない列車の行き先の再確認にも役立つ。また、駅によっては「乗換位置」情報も備えており、エレベーターやエスカレーターの位置も調べられるので、効率的な移動が可能だ。
検索結果は、「画面メモ」のほか、iOSカレンダーやYahoo!カレンダーへの登録、LINEやメール送信などの保存手段が用意されている。特に「Myページ」で確認できる「画面メモ」は便利な存在だ。画面キャプチャとは違って操作も可能なので、事前に調べて保存しておけばすぐ呼び出せる。また、過去の検索条件を現在時刻に置き換えた再検索にも活用できる。
このほか、「現在地表示」や「乗降アラーム」といった便利な機能も備えている。「現在地表示」とは、ルートの詳細画面で「現在地表示」のアイコンを指定すると、オレンジ色のアイコンが、乗換ルート上での現在置を教えてくれるというもの。時刻表に基づいたものだが、どのあたりを移動中かを把握できるので、うとうとしてしまったときの現在地の把握に活用できるかもしれない。「乗降アラーム」は、駅ごとにアラームが設定できる機能。アラームは1分前、3分前、5分前、10分前、30分前から選べるので、疲れているときの寝過ごしや、読書やゲームに没頭しすぎによる乗り過ごしの防止に役立つだろう。