スイス生まれのデジタル名刺ガジェット「Poken」に来場者の注目
16日・17日に東京国際フォーラムで同時開催されたイベント「Business Blog & SNS World 2009」「Next Advertising & Marketing 2009」「3Dインターネット・ビジネスフォーラム」では、コミュニティ事業を手がける企業のキーパーソンらによる講演のほか、各社のソリューションや製品の展示も行われ、スイス生まれのデジタル名刺ガジェット「Poken」が来場者の注目を浴びていた。
「Poken」は、ユーザーのプロフィールや自分のブログのURL、SNSの登録情報などを記録しておく人形型のUSBデバイス。「Poken」の手のひら同士をタッチさせることで、名刺交換するように、他のユーザーとプロフィール情報を交換できる仕組みだ。
「Poken」の人形部分のデザインは、パンダや吸血鬼、エイリアンなどオリジナルの19種類のほか、日本独自の1種類(赤いバラを持った女性)があるという。価格は2480円。Amazon.co.jpや家電量販店で販売している。
さまざまなデザインの「Poken」 | 日本独自モデル。実はデバイス本体は腕の方で、人形側はUSBコネクタのキャップにあたる |
展示会場ではこのほか、株式会社CLON Labが、キャラクターとの人工的な対話の中でユーザーにお勧めの情報をプッシュしてくれる“コンシェルジュ型検索エンジン”のプロトタイプを紹介。会場ではサンプルとして、PCの画面上に表示されたキャラクターからの質問にテキスト入力で回答していくことで、会話の中でAmazon.co.jpの書籍情報が提示されるデモを披露していた。企業向けのコンシェルジュサービスとして提供していくという。
CLON Labの「コンシェルジュサービス」プロトタイプ | 「電脳フィギュアARis」も展示されていた |
関連情報
(永沢 茂)
2009/7/17 20:47
-ページの先頭へ-