イベントレポート
Japan IT Week 春 2025
QNAP製NAS&ルーターで、ランサムウェア対策の“エアギャップ”実現。「AirGap+バックアップ」ソリューション展示
監視カメラストレージの「TVR-AI200」にも注力
2025年4月25日 13:22
QNAP Systemsは、展示会イベント「Japan IT Week」春展で、NASを中心としたさまざまな企業向けソリューションを展示している。
その中で、今後、日本でも力を入れると説明されたのが、監視カメラストレージの「TVR-AI200」だ。2024年グッドデザイン賞も受賞している。
また、企業の関心が高いというのが、ランサムウェア対策ソリューションだ。バックアップデータをネットワークから切り離して保管する“エアギャップ”を実現するために、NAS製品とルーター製品「QHora」を組み合わせて「AirGap+バックアップ」機能を利用することができる。
そのほか、最近ではラックマウントNASもそろえ、10GbEやオールフラッシュなどに対応している。
また、それに関連して、ホットデータ(頻繁にアクセスするデータ)をフラッシュストレージに、ウォームデータ(頻繁にアクセスしないが、すぐアクセスできるようにしたいデータ)をHDDに、コールドデータ(アーカイブ)をテープに、という3階層に分ける例と、株式会社ユニテックスによるテープバックアップを展示していた。
このほか、QNAP SYSTEMのブースには産業PCなども展示されていた。