イベントレポート

Japan IT Week 春 2025

QNAP製NAS&ルーターで、ランサムウェア対策の“エアギャップ”実現。「AirGap+バックアップ」ソリューション展示

監視カメラストレージの「TVR-AI200」にも注力

QNAPの監視カメラストレージ

  QNAP Systemsは、展示会イベント「Japan IT Week」春展で、NASを中心としたさまざまな企業向けソリューションを展示している。

 その中で、今後、日本でも力を入れると説明されたのが、監視カメラストレージの「TVR-AI200」だ。2024年グッドデザイン賞も受賞している。

 また、企業の関心が高いというのが、ランサムウェア対策ソリューションだ。バックアップデータをネットワークから切り離して保管する“エアギャップ”を実現するために、NAS製品とルーター製品「QHora」を組み合わせて「AirGap+バックアップ」機能を利用することができる。

ランサムウェア対策のための“エアギャップ”を実現する「AirGap+バックアップ」ソリューション

 そのほか、最近ではラックマウントNASもそろえ、10GbEやオールフラッシュなどに対応している。

 また、それに関連して、ホットデータ(頻繁にアクセスするデータ)をフラッシュストレージに、ウォームデータ(頻繁にアクセスしないが、すぐアクセスできるようにしたいデータ)をHDDに、コールドデータ(アーカイブ)をテープに、という3階層に分ける例と、株式会社ユニテックスによるテープバックアップを展示していた。

アーカイブ/高速ストレージ
ラックマウントNAS
株式会社ユニテックスによるテープバックアップ

 このほか、QNAP SYSTEMのブースには産業PCなども展示されていた。

産業PC