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8.25のネットワーク障害はグーグルのオペレーションミス

 日本時間の8月25日正午ごろから発生したインターネットでの大規模障害について、米グーグル社は、その原因が同社のネットワークの誤設定が原因となったことを認め、翌日26日に謝罪するコメントを出した。

 詳細な原因については、下記のニュースソースに掲げた解説記事に詳しいが、ひとことでいうと誤った経路情報を流してしまったということのようだ。

 この障害によって、特定のISPにつながっているドメインを始めとして、著名なサービスへの接続ができなくなるという障害が発生し、なかには金融商品の取引が時間内にできなかったという事例もあったと聞く。

 インターネットはいまや社会のインフラであり、今回のようなオペレーションミスによってこうした障害が起きるということにある意味で驚きを感じる。つまり、意図せずとも誤りによって障害が起きるのであれば、悪意にもとづく意図によっても障害も起こせるのではないかと推測する人も多いに違いない。

 日々の安定した運用には多くの事業者、そして携わる多くの人々の努力があることに敬意を払いつつも、ネットワーク管理運用の誤りの防止策などについて、将来にへの課題も提示していると思う。

ニュースソース

  • 米Googleが経路情報の誤設定を認め、謝罪コメント~25日のネット障害の原因に[INTERNET Watch
  • 米グーグルの設定ミス、なぜ日本の大規模ネット障害を引き起こしたのか?[日経テクノロジー