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考案から10年を迎えたハッシュタグ―いまや人類のリテラシー?!

 総務省が発表している「平成29年版情報通信白書」によると、日本でなんらかのSNSを利用している人は70%を上回っている。中でも圧倒的に利用者が最も多いサービスはLINEなのだが、ツイッターやフェイスブックの利用者もそれぞれ30%内外の利用者がいる。それに加え、最近ではインスタグラムの人気も急上昇中である。そして、ツイッター、フェイスブック、インスタグラムで、いまでは当然のように利用されているのがハッシュタグだ。もはやハッシュタグの使い方を見れば、SNSでのリテラシーが分かるともいえる。

 そんなハッシュタグが誕生してから、今年の8月23日で10年になったとツイッター社が発表をしている。考案したのは「@chrismessina」氏で、当時のテック系コンファレンスで「#barcamp みたいに#を使ってグループを作るのをどう思う?」というツイートをしたことが最初だとされている。ハッシュタグはSNSサービスを提供する企業が機能として提案したものではなく、ユーザーが自然発生的に考案し、広まった文化だというあたりがSNSを象徴している。

ニュースソース

  • Twitterのハッシュタグが10歳のお誕生日[ASCII.jp