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コンビニATM利用手数料が安い銀行を探せ! オンラインバンキング徹底比較
(2014/1/24 06:00)
給料やオークション代金の受取に欠かせない銀行。ネット対応が進み、振込などが飛躍的に便利になったものの、何かと手数料がかかる点は今も昔も変わらぬ悩みだ。そこで今回は、誰もが最も気になるであろう「コンビニATM利用手数料」の観点から、銀行サービスを比較してみた。
全国津々浦々でおなじみ! 大手銀行を比較
まずは全国規模で店舗網を広げる銀行から見ていこう。なお、銀行サービスを比較する上では、手数料だけでなく、「自宅や職場の近くにATMがあるか」「自行ATMの利用無料時間」なども勘案しよう。他行宛振込手数料に注目してみるのも面白い。
三菱東京UFJ銀行
http://www.bk.mufg.jp/
民間資本の銀行としては国内最大手。2013年12月にATMサービスが改訂され、曜日を問わず毎日8時45分~21時の自行ATM利用手数料を無料とした。一方、コンビニATM手数料は値上げ(105~210円)。ただし、預金残高30万円以上ならば月3回までコンビニATM手数料が無料となる。
みずほ銀行
http://www.mizuhobank.co.jp/
第一勧業、富士、日本興業の3銀行合併による誕生から間もなく12年を迎える。2月9日以降は「みずほマイレージクラブ」の特典が変更。月末残高10万円以上なら、コンビニATM利用手数料が月4回まで無料となる。その他条件では、平日8時45分から18時までが105円、その他210円。
三井住友銀行
http://www.smbc.co.jp/
自行ATMを土・日・祝日に利用する場合の手数料が一律105円と若干安い。平日日中のゆうちょATM利用手数料も無料。給与受取、月末預金残高30万円以上、Web通帳契約などの条件をいずれか1つ満たすと「SMBCポイントパック」の対象となり、コンビニATM手数料が月4回まで無料。
りそな銀行
http://www.resona-gr.co.jp/resonabank/
http://www.resona-gr.co.jp/saitamaresona/
他行同様、コンビニATM手数料は平日および土曜の日中が105円、その他210円が原則。4月1日から利用頻度別特典制度「りそなクラブ」がリニューアルされる。だが、コンビニATM手数料が月3回までキャッシュバックされる「ルビー」会員になるハードルは非常に高い。埼玉りそな銀行の条件もほぼ同じ。
ゆうちょ銀行
http://www.jp-bank.japanpost.jp/
コンビニATM手数料は日中の平日(18時まで)および土曜(14時まで)が105円、その他210円。無料化特典などもない。ただし、ゆうちょは預金残高などに関わらず、自行ATMが開いてさえいればATM手数料は無料。ATM数は大手銀行並みで、地方都市においても強みがある。利便性はかなり高いと言える。
JAバンク
http://www.jabank.org/
農協系の銀行としておなじみ。日中の平日(18時まで)および土曜(14時まで)はコンビニATM手数料が無料。その他時間帯は105円。なお、自行ATM使用時は全時間帯でATM手数料が無料。
新生銀行
http://www.shinseibank.com/
旧・日本長期信用銀行。「新生総合口座パワーフレックス」は口座維持手数料無料で、かつ自行・コンビニATMともに24時間365日、利用手数料が無料。回数制限もない。ただし、同口座は紙の通帳の発行がないので注意を。
あおぞら銀行
http://www.aozorabank.co.jp/
支店および自行ATMがそれほど多くないため、基本的にはゆうちょATMを利用する。利用時間は平日が19時、日曜が17時まで。手数料は無料。なお、コンビニATM利用時はかならず105~210円の手数料がかかる。
セブン銀行
http://www.sevenbank.co.jp/
コンビニATMでおなじみだが、セブン銀行自体に口座を開くこともできる。この場合の“自行ATM”における出金手数料は平日・休日の7時から19時のみ無料で、その他時間帯は105円。預入は常時無料。なお、こちらのページからATM検索も行える。
イオン銀行
http://www.aeonbank.co.jp/
流通大手による銀行。自行ATMの利用手数料は「終日無料」としている。なお、提携コンビニATMは「イーネット」のみで、手数料は105~210円。セブン銀行やローソンATMが使えない点には注意だ。なお、ミニストップ店内ATMの一部は、イオン銀行の自行ATM扱いとなっている場合も。
イーネット
http://www.enetcom.co.jp/
銀行ではないが、念のためご紹介。ファミリーマート店内ATMなどの設置・運営を行っている会社だ。提携銀行の一覧、ATM検索サービスなどをウェブサイトで提供している。銀行ごとの利用時間、カード振り込みができるかどうかなども調べられる。
ローソン・エイティエム・ネットワークス
http://www.lawson-atm.com/
赤字に白文字の「ローソンATM」看板を掲出しているATMは、こちらの企業が運営している。ウェブサイトでは、駅名や住所でのATM検索が可能だ。
ネット系銀行の手数料は?
続いては、いわゆる「ネット銀行」を見ていこう。全国規模の銀行と比べれば当然支店数が少ないため、コンビニATMは頼みの綱。ただ、手数料無料特典を受ける条件は意外と厳しいも。
ジャパンネット銀行
http://www.japannetbank.co.jp/
ワンタイムパスワード生成用トークンを標準セキュリティとして導入する銀行。コンビニATMでは入金・出金いずれとも取扱額が3万円以上なら手数料無料。ただし、毎月1回目だけは金額に関わらず無料。その他の場合は157円かかる。なお、口座維持手数料制度は2012年6月に廃止された。
楽天銀行
http://www.rakuten-bank.co.jp/
旧・イーバンク銀行。コンビニATMからの出金手数料は210~262円で、提携ATMの種類によって異なる。また、入金でも3万円未満の場合は同等の手数料がかかる。その一方、「ハッピープログラム」の会員ステージに応じた特典も用意。例えば資産残高が10万円以上なら月1回、100万円以上なら月5回までコンビニATM手数料が無料となる。
じぶん銀行
http://www.jibunbank.co.jp/
au(KDDI)と三菱東京UFJ銀行が2008年に共同設立した。コンビニATMからの出金は、金額や時間帯に関わらず月3回まで無料。4回目以降は105円となる。入金は常時無料。なお、ゆうちょATMも使えるが割高。
MONEYKit(ソニー銀行)
http://moneykit.net/
コンビニATMの中でもセブン銀行ATMが特に優遇されており、入金・出金ともに手数料は無料で、回数制限もない。その他のコンビニやゆうちょ、三菱東京UFJ銀行のATMでは、月4回まで無料、5回目以降が105円となる。なお、口座維持手数料もなし。
スルガ銀行 インターネット支店
http://www.surugabank.co.jp/surugabank/internet/
旧称は「駿河銀行」で、その名の通り静岡に本店がある。外部企業との提携により、独自のネット展開を図っている。「インターネット支店」におけるコンビニATM手数料は平日日中は原則無料、その他時間帯が105円。優遇特典もあるが「ANA支店」「ソネット支店」などの形態によって大幅に異なる。
住信SBIネット銀行
https://www.netbk.co.jp/
三井住友信託銀行とSBIホールディングスが共同出資するネット銀行。円普通預金口座もある。セブン銀行ATMの利用手数料は常時無料。ゆうちょ、イーネット、ローソンATMは月5回まで出金無料(6回目以降105円)。変わったところとしては、JR東日本駅構内の「ビューアルッテ」でも無料で出金が可能。
地方銀行&信用金庫も便利!
最後に、地域系の銀行や信用金庫をごく一部ではあるがご紹介する。この他にも、地元や職場周辺で見かける銀行のウェブサイトは一度覗いてみてほしい。意外な発見があるはずだ。
東京スター銀行
http://www.tokyostarbank.co.jp/
旧・東京相和銀行を引き継ぐ形で2001年に設立された。セブン銀行ATM利用時の手数料は105~210円だが、月8回までは後日キャッシュバックされる。ただし、月平均預金残高の10%を上限とする。
東京都民銀行
http://www.tominbank.co.jp/
現在の本社は港区六本木。セブン銀行ATMおよびイオン銀行ATMであれば平日18時までの利用手数料が無料。その他時間帯、土日などは105円。これ以外のコンビニATMは1回あたり105~210円かかる。
横浜銀行
http://www.boy.co.jp/
コンビニATM利用時の手数料は105~210円。クレジットカード契約や給与受取口座などを組み合わせると「〈はまぎん〉マイポイント」の特典が受けられる。これにより、早朝・夜間・休日のコンビニATM手数料210円のうち、半額の105円が月9回までキャッシュバックされる。
武蔵野銀行
http://www.musashinobank.co.jp/
埼玉を拠点に営業している銀行。コンビニATMで出金する場合の手数料は105~210円。給与受取指定かつ定期預金残高10万円以上、もしくは月平均預金残高300万円以上などの条件をクリアすると、月3回まで無料となる。ネット専用口座の開設も優遇対象となる。
千葉銀行
http://www.chibabank.co.jp/
コンビニATM手数料は105~210円。給与受取や公共料金支払いに口座を指定すると「ひまわり宣言」のポイントが貯まり、これが一定を超えると、利用手数料と時間外手数料の両方あるいはどちらかが月3~5回無料になる。最上位ステージなら回数制限もなくなる。
東日本銀行
http://www.higashi-nipponbank.co.jp/
創業は茨城だが、現在の本社は東京。平日18時までのセブン銀行ATM利用なら、出金手数料は無料となる。その他のコンビニATMは手数料105~210円。ただし、給与受取か定期預金30万円以上の条件どちらかを満たせば、同手数料は全額キャッシュバックされる。
七十七(しちじゅうしち)銀行
http://www.77bank.co.jp/
本社は仙台市。店舗の多くは宮城県にある。コンビニATM利用手数料は105~210円。給与受取、公共料金支払、預金残高などに応じて貯まる「<七十七>ポイントセブン」の特典ステージによっては、手数料が月2回まで105円引きになる。このため、平日日中なら無料となることも。
北海道銀行
http://www.hokkaidobank.co.jp/
コンビニATMにおける出金手数料は105~210円。取引特典制度「ステップDo」が適用されると、コンビニATMの時間外手数料についてのみ、全額キャッシュバックとなる。
北國銀行
http://www.hokkokubank.co.jp/
石川県金沢市に本社を構える。コンビニATM利用手数料は他の銀行とほぼ同じで、時間帯に応じて105~210円。給与受取などを行って、北國ポイントサービス「ハッピース」の一定条件を満たすと、コンビニATMの基本手数料や時間外手数料が無料となる特典も。
中京銀行
http://www.chukyo-bank.co.jp/
セブン銀行ATMなら平日日中のコンビニATM利用手数料が無料。その他の時間帯、ローソンATM利用時などは105~210円かかる。ポイント制度「プラスワン」の条件によっては、コンビニATM時間外手数料が無料となる。
滋賀銀行
http://www.shigagin.com/
コンビニATM利用手数料は原則有料で105~210円。イオン銀行ATMを平日日中(18時まで)に利用する場合は手数料無料となる。なお、以前は取引実績に応じた手数料優遇制度を設けていたが、2013年末に廃止された。
福岡銀行
https://www.fukuokabank.co.jp/
コンビニATM利用手数料は105~210円。ポイント制度「マイバンク」の「三つ星ステップ」以上の条件を満たせば、月3回まで無料となる。それ以上のステップの場合は回数制限もなくなるが、さすがに預金額などのハードルは高い。
全国銀行協会
http://www.zenginkyo.or.jp/
最寄りにある銀行を探したいときは、全国銀行協会のウェブサイトが便利。トップページ右側の「全国銀行検索」を利用すれば、都道府県と住所の指定で近隣店が簡単に見つかる。
城南信用金庫
http://www.jsbank.co.jp/
東京・五反田に本社を構える信用金庫。かつて「懸賞金付き定期預金」で大きな注目を集めた。営業エリアは都内および神奈川が中心だが、インターネットバンキングにはもちろん対応。セブン銀行ATMの利用手数料は平日・土日に関わらず一律105円。
大阪シティ信用金庫
http://www.osaka-city-shinkin.co.jp/
大阪市近郊のほか、奈良市などでも営業する。セブン銀行ATM利用手数料は曜日・時間帯の制限なく常に105円。土日も夜22時まで出金可能。
全国信用金庫協会 しんきんゼロネットサービス
http://www.shinkin.org/torikumi/zeronet/
信用金庫は普通銀行と比べ、営業エリアが狭い。ただし、各信用金庫間でATMを接続させており、平日や土曜の昼間であれば、無料でお互いのATMを使える。なお、こちらのページから店舗検索も可能。