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年末年始は自宅で動画ざんまい! アニメ無料配信&声優ニュースサイト特集
2011年も残り10日ほど。街が買い物客で溢れるのを尻目に、自宅でノンビリ過ごす人も多いことだろう。そこで今回は、昨年末に引き続きアニメ配信サイトの特集をお届けする。この時期は各サイトとも特別企画を編成する例が多く、話題作の無料再配信などが予想される。一緒にご紹介する声優関連のニュースサイトやアニメ制作会社の公式サイトと合わせて楽しんでみよう。
●いろいろ見られる! アニメ配信サイト
それでは早速、アニメ配信サイトを具体的に見ていこう。多くのサイトは一部の最新作品やシリーズの第1話を無料で配信し、その他のバックナンバーを有料とするケースがほとんどだ。まずは無料作品を楽しみ、有料配信については好みや懐具合に応じて利用すればいいだろう。
◆バンダイチャンネル
http://www.b-ch.com/
約2000本もの無料エピソードを用意するアニメ配信専門サイト。テレビ放送中の新作については、最新話を期間限定で無料配信する取り組みも行っている。ただ、それ以上に注目なのが「見放題サービス」。月額1000円の定額料金で、250作品以上を制限なく視聴できる。時間に余裕のある年末年始にはもってこいだろう。
◆ニコニコチャンネル
http://ch.nicovideo.jp/menu/anime/
ユーザー投稿型サイト「ニコニコ動画」のいちサービス。近年は商業作品の配信もしっかり行っており、特に新作テレビアニメのネット向けサイマル配信が充実している。稀に人気作の一挙上映などが実施されているので、気になる人は時折覗いてみよう。
◆GyaO!
http://gyao.yahoo.co.jp/ct/anime/
ポータルサイト「Yahoo! JAPAN」傘下の総合動画配信サイト。アニメのカテゴリーも充実しており、多数の新作・旧作が無料で見られる。なお、無料配信分は週単位で入れ替えられるので、見逃しには注意しよう。
◆アニメワン
http://anime.biglobe.ne.jp/
プロバイダー「BIGLOBE」が展開しているアニメ関連ポータルサイト。声優データベースの公開に加え、バンダイチャンネル提供によるアニメ本編の配信も実施中。「たまゆら~hitotose~」「ましろ色シンフォニー」の2作品についてはアニメワン独占配信となっている。
◆アニメイトTV アニメ配信
http://www.animate.tv/anime/
アニメや声優関連のニュース、オリジナルのネットラジオ番組などでおなじみのサイト。最近はアニメ関連のスマートフォンアプリ紹介記事なども掲載中だ。なお、アニメの配信は基本的にすべて有料。現在は「緋弾のアリア」「吸血姫美夕」などがラインアップされている。シリーズ第1話などは無料。
◆東映アニメBBプレミアム
http://www.anime-bb.com/
東映アニメーション制作の作品を多数配信中。エピソードごとの単独視聴(購入)も可能だが、月額998円の見放題プランも用意。毎月5~6作品、約300話が定額で見られる。なお、シリーズ第1話の無料配信についても膨大な量が用意されており、時間にして約1800分以上とのこと。
◆アニメジャン
http://animejan.jp/
こちらも同じく東映アニメーション系の動画配信サイトだが、「ドラゴンボール」「地獄先生ぬ~べ~」など週刊少年ジャンプ連載作品のアニメ版を多数取り揃えているのが特徴。とはいえ、最近は女性向けラブコメなども取り扱っている。第1話無料配信も実施中。
◆ムービースクエア
http://www.moviesquare.jp/
トムス・エンタテインメント運営の動画配信サイト。同社が東京ムービー新社の遺伝子を引き継いでいるということもあって「ルパン三世」「巨人の星」「スペースコブラ」などの著名作品が多数ラインアップされている。また、近作の「名探偵コナン」についても第5シリーズまでが配信中。なお、iOSおよびAndroid端末からの閲覧も一部作品で可能だ。
◆DMM.com アニメ 動画
http://www.dmm.com/digital/anime/
DVDの郵便レンタル、AKB48劇場公演の配信などで知られる「DMM.com」。外部アニメ配信事業者による作品を総合的にラインアップしており、1つの会員アカウントで各社の作品が楽しめる。無料配信は、基本的にシリーズ第1話のみ。
◆楽天ShowTime
http://www.showtime.jp/genre/animation/
楽天グループの総合動画配信サイト。かつては「ShowTime」と呼称されていたが、12月1日に名称変更を行った。他の多くのサイトと異なり、月額294円の有料会員制を導入。無料(追加料金なし)で見られるコンテンツが若干多いといった特徴がある。
◆TBSオンデマンド
http://tod.tbs.co.jp/genre/anime/
TBS系の有料動画配信サイト。ドラマやバラエティ番組と並んで、アニメ番組もラインアップ。「けいおん!」(第1・2期)、「CLANNAD」「アマガミSS」などが楽しめる。一方で「エイトマン」「スーパージェッター」といったモノクロ作品も。
◆日テレオンデマンド
http://www.ntv.co.jp/nod/
日本テレビ系の動画ポータル。別途運営されている「第2日本テレビ」とは異なり、テレビ放送作品の“見逃し配信”を有料で行っているのが特徴。例えばドラマ「家政婦のミタ」は1話315円程度の料金で視聴できる。アニメでは「HUNTER×HUNTER」「ちはやふる」「逆境無頼カイジ 破戒録篇」などをラインアップ。ただし、実際の視聴契約は、外部の動画配信サイトとの間で行う。
◆あにてれしあたー
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/theater/
テレビ東京系アニメのうち、ネット配信対象作品をまとめた情報ページ。日テレオンデマンド同様、実際の配信は行っておらず、GyaO!やバンダイチャンネルといった外部サイトを通じて、料金支払い・視聴手続きを行う必要がある。
◆タツノコ劇場
http://www.tatsunoko.co.jp/tatsunoko_gekijo/
「タイムボカン」シリーズでおなじみのタツノコプロでも、ネット配信を実施中。外部の4事業者に配信を委託する形式となっており、それぞれラインアップが異なる。例えば「楽天Showtime」では「宇宙の騎士テッカマンブレード」「機甲創世記モスピーダ」が、「Gyaoストア」では「一発貫太くん」が視聴できる。
◆テレビドガッチ
http://dogatch.jp/anime_kids/
在京民放テレビ局5社の共同出資によって設立された株式会社プレゼントキャストが運営する動画配信サービス。テレビ局系動画配信サイトで扱われる作品、特に最新ドラマなどが充実しているが、アニメも非常に多い。無料作品をまとめたページも活用しよう。
●最新情報を知るなら! アニメ&声優専門ニュースサイト
アニメを沢山見るようになると、お気に入り作品に携わったスタッフや出演者の動向が気になってくる。そんなときこそ、アニメや声優を専門とするニュースサイトの出番。インタビューや収録現場レポートなど、テレビや新聞ではなかなかお目にかかれない情報が得られるはずだ。
◆MANTANWEB アニメ
http://mantan-web.jp/anime/
毎日新聞デジタルが展開しているポップカルチャー情報サイト。映画、音楽をはじめとした各種の話題を取り扱うが、その中でもアニメ関連記事は特に充実。新作情報、声優出演イベントやテレビ視聴率の速報などを随時掲載している。
◆マイナビビュース ホビー
http://news.mynavi.jp/hobby/animation/
マイナビ(旧・毎日コミュニケーションズ)運営のニュースサイト。ホビー分野の1つとして、アニメ関連の記事を連日掲載中。一部記事は上述のMANTANWEBとも重複しているが、独自記事も多い。
◆WebNewtype ニュース
http://anime.webnt.jp/
角川書店のアニメ雑誌「ニュータイプ」の公式サイト。注目したいのが「ニュース」「レポート」のページ。更新頻度はそれほど高くないが、制作発表会見、劇場公開映画の舞台挨拶、物販関連の告知といった記事がたっぷり用意されている。
◆とれたて!ほびーちゃんねる
http://hobby-channel.net/
プラモデルやモデルガンなどのホビー関連誌、近年はライトノベルの発刊でも知られるホビージャパンによるサイト。アニメ関連のニュースを日刊ペースで更新している。新作アニメのレビュー記事、声優インタビューなどの連載企画も豊富だ。
◆エキサイトアニメ
http://anime.excite.co.jp/
ポータルサイト「エキサイト」で公開中のアニメ・声優情報サイト。ニュース、インタビューなどを豊富に掲載するが、アニメソング関連記事が多いのも特徴。
◆プレセペ アニメニュース
http://www.presepe.jp/anime_news
アニメ専門SNSとして誕生した「プレセペ」だが、運営会社の変更などに伴って路線変更が行われているらしく、現在は物販やイベント告知などが中心となっている。「アニメデータベース」からは作品単位でニュースを検索することも可能だ。
◆アニメ!アニメ!
http://animeanime.jp/
http://www.animeanime.biz/
アニメ業界の話題を伝えるニュースサイト。「アニメ!アニメ!ビズ」という姉妹サイトも展開しており、そちらでは経営やマネジメントの話題を特に専門的に報じている。
◆WEBアニメスタイル
http://style.fm/as/
アニメ専門の情報サイト。コラム類が特に充実しており、ほぼ日刊ペースで更新が行われている。12月14日には、細田守監督の新作映画「おおかみこどもの雨と雪」の記者懇親会レポートが掲載された。
◆ファミ通.com アニメニュース・声優情報
http://www.famitsu.com/anime/
ゲーム情報サイトとしておなじみの「ファミ通.com」。アニメや声優関連の専門ページも展開しており、新作アニメ、声優による新譜CD、イベントレポートなど、各種の記事を幅広く取り揃える。
◆アニカンジェイピー
http://www.anican.jp/
アニメ情報専門フリーペーパー「アニカン」の関連サイト。DVD発売記念イベントのレポートなどを掲載中。声優やアニメソング歌手へのインタビューは、公開期限が明確に定められているので、早めにチェックしよう。
◆ORICON STYLE TV・CM・映画・舞台ニュース
http://www.oricon.co.jp/news/movie/
音楽ソフトの売上ランキング記事で知られるオリコンのウェブサイト。俳優や劇場映画の話題が中心だが、アニメ関連のニュースも時折掲載されている。漫画原作の実写版ドラマや映画などについて知りたい時に便利だろう。
◆コミックナタリー
http://natalie.mu/comic
音楽、お笑いなどを主軸とするポップカルチャー情報サイト。「コミック」のページでは、新連載作品、漫画関連グッズなどの話題を伝える。コミック原作アニメについてのニュースも豊富だ。
●見応え抜群! アニメ制作会社の公式サイト
アニメの情報を知りたい時、意外に見逃せないのがアニメ制作会社の公式サイトだ。新作の告知はもちろん、設定画などがサラっと掲載されていることもある。アニメ制作会社はそれこそ星の数ほどあるが、今回は2011年の話題作・注目作を手がけた会社にスポットライトを当ててみた。
◆スタジオジブリ
http://www.ghibli.jp/
宮崎駿監督作品でおなじみのスタジオジブリ。2011年には同氏が企画・脚本を手がけた「コクリコ坂から」が公開された。公式サイトはブログ形式となっており、最新情報やプロモーション活動の報告などが随時掲載されている。
◆サンライズ
http://www.sunrise-inc.co.jp/
「機動戦士ダンダム」シリーズで知られるアニメ制作会社。2011年には「TIGER & BUNNY」「機動戦士ガンダムUC」「境界線上のホライゾン」などを送り出した。「聖戦士ダンバイン」「機動戦士ガンダムF91」といった過去作についても、専門のページを設けて詳しく紹介している。
◆京都アニメーション
http://www.kyotoanimation.co.jp/
制作を手がけた劇場版「けいおん!」が今まさに公開中。2011年には「日常」のテレビアニメも放映された。公式サイトは物販情報や直営ショップの話題が中心で、作品そのものの情報は控え目。スタッフ日記なども随時掲載中。
◆シャフト
http://www.shaft-web.co.jp/
1月に放映され、何かと話題を集めたアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」の制作元。これまでには「さよなら絶望先生」「魔法先生ネギま!」などの映像化を担当した。年末開催のコミケットに出展予定で、制作アニメの原画集などを先行販売するという。
◆マッドハウス
http://www.madhouse.co.jp/
「HUNTER×HUNTER」再アニメ化版、「逆境無頼カイジ 破戒録篇」などを制作。現在放映中の青春カルタアニメ「ちはやふる」については、各話の設計図とも言える“絵コンテ”について監督や制作担当者に聞くという意欲的な試みも行っており、公式サイトで公開中。
◆A-1 pictures
http://www.a1p.jp/
4月からフジテレビ系で放映された「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の映像制作を手がけた。アニプレックスの100%出資会社で、設立は2005年という新興スタジオ。Twitterアカウントを開設しており、スタジオ内と思しき場所の写真を随時公開している。
◆ディオメディア
http://www.diomedea.co.jp/
旧社名は「有限会社スタジオバルセロナ」。2007年の株式会社化に伴って現社名へと変更された。2010年の「侵略!イカ娘」制作にあたって、初めて作品への直接出資を敢行。好評を受け、同作の第2シリーズが放映中だ。公式サイトではラフイラスト、ブログを公開している。
◆Production I.G
http://www.production-ig.co.jp/
ベストセラー小説を原作とした「もしドラ」のアニメ化を担当した。公式サイトでは、制作タイトルのDVD化情報などをいち早く公開。2012年には神山健治監督の最新劇場アニメ「009 RE:CYBORG」が公開予定という。
◆ユーフォーテーブル
http://www.ufotable.com/
人気シリーズ最新作「Fate/Zero」が放映中。近年は、徳島を舞台に行われるイベント「マチ★アソビ」のプロデュースで知られるほか、東京都中野区野方にある本社ではカフェまで運営中。公式サイトでは不定期にブログや制作日誌を更新している。
◆J.C.STAFF
http://www.jcstaff.co.jp/
「バクマン。」「怪盗天使ツインエンジェル」などを制作。公式サイトでは、1987年以降の制作リストを公開。一部作品については、あらすじや登場キャラクターをコンパクトにまとめ、わかりやすく紹介している。
◆カラー
http://www.khara.co.jp/
庵野秀明氏が代表取締役を務める映像制作会社。最新作「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の公開を2012年秋に控える。前作では周到なプロモーションが行われただけに、今後の情報解禁手法については一層注目が集まりそうだ。
◆P.A.WORKS
http://www.pa-works.jp/
富山県に本社を構えるアニメ制作会社。2011年には、会社創立10周年記念作品「花咲くいろは」を制作。これまでにはゲーム「レイトン教授」シリーズのアニメーションパートなども手がけている。公式サイトでは、過去の特集コラムなどもアーカイブしている。
◆サテライト
http://www.satelight.co.jp/
「マクロスF」テレビ版・劇場版で知られるアニメ制作会社。AKB48のメンバーが声優として出演するオリジナルアニメ「AKB0048」(エーケービーゼロゼロフォーエイト)でも、映像制作を担当する。2012年1月放映の「アクエリオンEVOL」にも注目だ。
◆AIC
http://www.anime-int.com/
美少女キャラクターアニメの制作実績多数。2011年10月期には「マケン姫っ!」「ペルソナ4」「僕は友達が少ない」の3作が同時に放映中。公式サイトでは、一部の作品について独自の概要紹介ページを用意している。
◆デイビッドプロダクション
http://davidproduction.jp/
2007年創立という若いアニメ制作会社。最新作は10月から放映中の「ベン・トー」。2012年1月からは「妖狐×僕SS(いぬぼくシークレットサービス)」がTBS系で放送予定。公式サイト内の「ニュース」で、作品のソフト化情報、イベント告知などを行っている。
(2011/12/22)
[森田 秀一]