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無料でココまで学べます! 英語学習サイト 特集・2012
2012年がいよいよスタートした。心機一転、新しいことにチャレンジするには絶好のタイミングだ。そこで今回は、就職や仕事で身につけたいスキルで必ず筆頭に上がる「英語」を無料で学べる学習系サイトをご紹介する。就職に有利というだけでなく、大手ではTOEIC 600点程度ないと昇進もできないという企業も増えている。語学学習といえば高価な教材を想像しがちだが、無料のテキストや問題集は意外と多い。語学学習は継続することが何より重要だ。まずはひととおりサイトをチェックしてみて、自分の関心やレベルに合った学習法を見つけたい。
●読んで学ぼう! 英語の初歩
とにかく気軽に英語学習を始めたいという人は、外国語学習書や教材の販売でおなじみの企業や、英会話教室のサイトなどを覗いてみるのがいいだろう。店舗サービスや書籍は当然有料だが、ウェブ向けコンテンツは大半が無料となっている。
◆Gaba Style
http://www.gabastyle.com/
英会話教室「Gaba」がウェブ向けに公開している無料学習コンテンツ集。「シチュエーションで学ぶ英会話」、新作映画にまつわる英語表現を紹介する「シネマEnglish」など、とにかく気軽に読める記事が豊富だ。
◆A・can
http://www.aeonet.co.jp/a-can/
英会話教室「イーオン」によるウェブマガジン。同社で活躍している英会話教師へのインタビューを通じて、英語力向上に役立つテクニックを紹介している。海外文化を紹介する英文ブログは対訳付き。カタカナ語と英語の違いを紹介する記事も役立ちそうだ。
◆ベルリッツ WordMaster
http://www.berlitz.co.jp/wm/
ベネッセグループが展開している英会話スクール「ベルリッツ」。メールマガジン形式の無料学習コンテンツ「WordMaster」を配信している。ウェブでは単語別バックナンバーも公開中だ。
◆スペースアルク 英語
http://www.alc.co.jp/eng/
外国語学習用の教材や通信講座などで知られる株式会社アルクの公式サイト。英語専門のページが設けられており、「初心者英語」「オンライン辞書・事典」などのコーナー別に無料学習コンテンツを提供している。
◆英語タウン
http://www.eigotown.com/
http://www.eigotown.com/sitemap/howto.shtml
英語の学習や留学の話題を専門的に扱うポータルサイト。無料の学習コンテンツを探してる人は、ヘルプ内の「はじめての方へ」のページを参照するとわかりやすい。文法を学ぶのにピッタリな「英語カレッジ」、読み物満載の「カルチャーカフェ」などが役立つだろう。
◆All About 英語学習
http://allabout.co.jp/gm/gt/1366/
専任ガイド制の情報サイト「All About」。英語学習のページでは、これまでに公開された独自コンテンツをまとめた「英語学習アーカイブ」を公開中。その他外部サイトのリンク集も公開されている。
◆週刊STオンライン
http://www.japantimes.co.jp/shukan-st/
日刊英字新聞を発行する株式ジャパンタイムスの関連サイト。「週刊ST」は時事ニュースやスポーツなどの話題を英語で伝える総合週刊誌で、一部の記事はこちらの公式サイトでも掲載中だ。読み上げ音声や対訳なども充実している。
◆日本英語検定協会 THE EIKEN TIMES
http://www.eiken.or.jp/eikentimes/
英検(実用英語技能検定)の実施団体である日本英語検定協会のウェブサイト。同検定の受検者向け情報も積極的に提供しており、英語学習にまつわるコラムなどが無料で読める。勉強の方法などについても詳しいが、一方でアメリカンジョークを紹介するコーナーも。
◆asahi.com English
http://www.asahi.com/english/
朝日新聞の英字版。無料で最新の時事ニュースを掲載している。より多くの英文に触れたい場合に重宝しそうだ。ただし、対訳は基本的にない。
◆英語教育ニュース
http://www.eigokyoikunews.com/
ここまで紹介してきたサイトとは異なり、英語教育の周辺ニュース、英語教師向けの話題を専門的に取り扱う。とはいえ、英語学習テキストの書評コーナーなどは万人にとって役立つ内容と言えるだろう。
●ウェブならではの学習コンテンツを使いこなそう!
続いては、インターネットやウェブならではの技術を活かした英語学習サイトのご紹介だ。ユーザー同士で英語の問題を出題しあえるSNS風のサイト、ヒアリングの実力を高めるのにぴったりなポッドキャスト番組、あるいはその2つのハイブリッド型など、バリエーションも実に幅広い。
◆ココネ
http://www.cocone.jp/
英単語や文法をモチーフにしたゲームと、ユーザー間コミュニケーションを同時に楽しめる会員制サイト。ゲームの種類の豊富さが特徴だが、一方で“単語のうろ覚え”を抑止する機能などもしっかり盛り込まれている。
◆ペラペラ
http://www.perapera.co.jp/
英会話教室「イーオン」系の学習サイト。会員登録すると全コンテンツを無料で利用できる。ブラウザ上で動作するFlashベースのコンテンツ、Windowsにインストールして利用するソフトが複数公開中。いずれもゲーム感覚で楽しめる。
◆EnglishCentral
http://ja.englishcentral.com/
映像を見ながらユーザー自身がマイクに向かって発音することで、その正確性などをアドバイスしてくれるというサービス。基本無料だが、月額980円のプレミアム会員になると単語テスト機能などが追加利用できる。
◆Lang-8
http://lang-8.com/
参加ユーザー同士が相互に文章添削しあえるコミュニティサイト。これにより、自分の母国語を学習している他のメンバーを手助けすることができる。有料のプレミアム会員制度も用意している。
◆ゴガクル
http://gogakuru.com/english/
NHKの語学番組を制作しているNHKエデュケーショナルによる学習サイト。さまざまな“フレーズ”をお気に入り登録し、何度も繰り返し読んだり聞いたりすることで身に付けようという単語帳的なサービスを提供している。1カ月で覚えたい数を目標として設定できるなど、モチベーション維持のための機能も備えている。
◆NHK出版 英語力測定テスト2011
http://eigoryoku.nhk-book.co.jp/
おなじくNHK系のサイトだが、こちらはNHK出版によるもの。英語の実力を測るためのテスト「基礎編」「応用編」「中間テスト」を公開中。いずれも全15問、15分ほどで解答できる分量。なお、2012年2月末にはサービス終了予定なのでご注意を。
◆レベル診断テスト(スペースアルク)
http://www.alc.co.jp/eng/lvl/
アルクのウェブサイトで公開中の英語テスト。さまざまなレベルの問題を用意しているが、いずれも10分程度で完了するボリュームとなっており、気軽にチャレンジできる。単語編だけでなく、音声を聞いて答えるリスニング編も試してみよう。
◆Weblio英単語帳 語彙力診断
http://uwl.weblio.jp/vocab-index
オンライン辞書サイト「Weblio」で公開中の英語学習テスト。こちらは語彙力診断のページだが、その他にも英検や大学入試、TOEICレベルの問題も出題されている。このほか、ウェブ向けの単語帳サービスも提供中だ。
◆英語発音入門 -English Pronunciation Practice for Japanese Learners-
http://kccn.konan-u.ac.jp/ilc/english/
甲南大学 国際言語文化センターが企画・制作した発音学習用コンテンツ。例文と音声を参照しながら、英語独特のリズムやイントネーションを学べる。アメリカ発音、イギリス発音を選べるのも特徴だ。
◆TOEIC Square トレーニング素材 ベーシック!
http://www.toeic.or.jp/square/basic/
英語能力テスト「TOEIC」の日本国内展開を担当する「国際ビジネスコミュニケーション協会」のウェブサイト。ポッドキャスト番組、映画を題材にした会話集など、多数の学習用素材を提供している。ページ構成もスッキリとして見やすいため、一読をオススメする。このほか、スマートフォン用の無料アプリも配信中だ。
◆Yahoo!学習 英語学習
http://stepup.yahoo.co.jp/english/
ポータルサイト「Yahoo! JAPAN」で公開中のページ。ヒアリングに加え、書き取り(ディクテーション)の問題を多数用意する。トレーニングのコツや日常会話集といった読み物系記事も豊富だ。
◆CNN ENGLISH EXPRESS
http://ee.asahipress.com/
http://englishexpress.linguaporta.jp/modules/tinyd0/
朝日出版社発行の英語月刊誌。無料の会員制学習サイト「EEリンガポルタ・単語力トレーニング」も運営しており、同誌の別冊付録に収録された英語問題などにチャレンジできる。リスニング音声をまとめたブログ、メールマガジンなども更新中。
◆Z会 速読速聴・英単語オンライン
http://www.zkai.co.jp/books/online/
通信教育や塾(教室)のサービスを手がけるZ会だが、ウェブ向けの無料学習コンテンツも公開中だ。こちらのページではランキングや履歴保存に対応した単語テストにチャレンジできる。
◆東進オンライン 学力アップトレーニング
http://www.toshin.com/training/
進学塾チェーン「東進ハイスクール」を展開する株式会社ナガセのウェブサイト。英単語や英熟語を学習するためのコンテンツ「英単語Check1500」「英熟語Check780」を公開中。いわゆる“受験英語”的な内容だが、単語を1つでも多く習得したい時には役立つだろう。
◆ECCウェブレッスン Podcasting
http://www.eccweblesson.com/podcast/
インターネットを活用した自宅学習サービス。「ECC英会話クイズ」「旅行会話集」など、いくつかのコンテンツを無料提供しており、ポッドキャストもその1つ。1編あたり約15分程度の構成で、単語の使い方など詳しく解説している。ウェブブラウザー上からも簡単に聴取可能。
◆G Style English
http://www.gaba.co.jp/podcast/
英会話教室チェーン「Gaba」によるポッドキャスト番組。実際の配信はアップルのiTunesを利用して行われているため、気軽にiPhoneへダウンロードして好きな時間に聞ける。更新は毎週土曜日。
◆NHK 語学番組
http://www.nhk.or.jp/gogaku/english/
http://www3.nhk.or.jp/netradio/
語学学習の定番として、長らくおなじみのNHK語学番組。このうちラジオ番組については、ウェブ上でのストリーミング配信を実施中。ポッドキャストとは異なるものの、過去1週間分の番組については任意のタイミングで聞ける。語学番組が数多く放送されるNHKラジオ第2を聴取したい場合は「らじる★らじる」を使うのもいいだろう。
◆ABCニュースシャワー
http://www.nhk.or.jp/worldwave/abc/
NHK BS1で放送されている約5分の時事英語番組。米ABCが実際に放送したニュース映像を元にしている。こちらのページでは本編の視聴に加え、字幕の対訳やキーワード解説も合わせて参照できるのが特徴。
◆英語伝
http://www.eigoden.co.jp/
「つかえる英会話集」「社会の窓から英会話」など、掲載中の英語例文ほぼすべてにリスニング音声を用意しているという英語学習サイト。教材の販売などは行っているが、ウェブ上の学習コンテンツ自体は無料で閲覧可能。メールマガジンなども配信中。
◆デジタルスペラ
http://digi-spella.com/
英単語の学習にピッタリな2種類のゲームを無料公開している。「Digital SPELLA I」は17枚の文字カードを組み合わせて英単語を作るゲーム。もう1つの「Digital SPELLA II」には時間制限の要素も盛り込まれている。
(2012/1/6)
[森田 秀一]