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フリマ、アフィリエイト、DL販売――「ネット副業」お役立ちサイト
(2014/5/23 06:00)
ネットの便利さは誰もが実感するところ。とは言うものの「通勤せずに自宅で仕事したいなぁ」、「ネットでのモノの売買がもっと簡単になれば、生きていくのに必要な最低限のお金くらい稼げるんじゃね?」という根源的ニーズは、まだまだすくい取れていないのが実情だ。
そこで今回は、「ネット副業」に役立ちそうなサイトをまとめてみた。おなじみのオークションを筆頭に、いわゆる“フリマアプリ”、アフィリエイト広告、電子コンテンツ販売サイトなど、いずれも個人が余暇で使えて、なおかつ現金収入が期待できる。これらがより本格的に普及し、身近になれば「ネット本業」も夢ではない!?
まずはここから! フリマ&オークションで不要品を処分
個人がネットでモノを売る手段として、真っ先に思い浮かぶのがオークションだろう。近年はこれに加え、「フリーマーケット(フリマ)」を標榜するオンラインサービスも台頭しつつある。売りたい商品の写真や説明を掲載し、購入者を待つという仕組みはほぼ共通だが、フリマの場合は入札数に応じた価格変動が事実上ないのが特徴。不要品を捨てる前に、一度これらのサービスに出品してみては。
なお、本稿の金額表記は、特記なき限り「税込」としている。
ヤフオク!
http://auctions.yahoo.co.jp/
http://topic.auctions.yahoo.co.jp/mobile/app/promo/
ご存じネットオークション最大手。「ヤフオク!」はもともと愛称・略称だったが、正式サービス名に“出世”した。現在は出品・入札ともに手数料はかからない。出品にあたっては「Yahoo!プレミアム会員費」月額410円の支払いが必須。その上で、実際にモノが売れると落札総額の5.40%が手数料としてかかる。また、落札者への発送費なども当然必要。出品機能付きのスマートフォンアプリもリリース済み。
楽天オークション
http://auction.rakuten.co.jp/
出品者・落札者間の商品発送や代金回収を楽天が仲介することで、取引の安全性を高めているのが特徴。落札者は、代金を出品者の個人口座ではなく、楽天にて支払う格好となる。出品者にかかる手数料は、落札時5.4%、ポイント原資1.08%、送料など。
モバオク!
http://www.mbok.jp/
DeNA運営。同社はいまや「Mobage」で有名だが、オークションの運営は続けられており、数度のシステム移管を経て、現在は「モバオク!」に落ち着いている。落札システム利用料は、自動車・バイクの車体を出品し、落札された場合にのみかかる。
LINE MALL
https://mall.line.me/
あの「LINE」から派生した個人出品・販売サービス。出品登録などの手続きを、専用のスマートフォンアプリでほぼすべて行うのが特徴。出品や落札額に応じた手数料が一切かからないのも魅力(商品送料は必要)。
メルカリ
http://mercari.jp/
2013年7月にスタートしたフリーマーケット風サービスで、出品や購入はすべてスマートフォンアプリを使う。出品物が売れた場合、10%の手数料がかかるが、6月末まではキャンペーンにつき無料。売上総額1万円未満で金額を引き出したい時のみ、210円の手数料がかかる。
Fril
http://fril.jp/
女性向けファッションアイテムの取引を主眼としたフリーマーケットアプリ。出品側にかかる手数料は商品代金の10%。商品の配送は出品者から購入者へ直接行うが、代金収受にはエスクロー制度を導入している。
mixiマイ取引
http://market.mixi.jp/introduction.pl
SNS「mixi」の会員間で利用できる取引サービス。通常の取引に加えて、「コミュニティ」と連動した出品も行える。金銭の収受はmixi側で仲介され、出品者への支払いは月1回、総額が500円を超えた場合に実行される。この際、108円の手数料がかかるが、販売金額に応じたシステム利用料などは不要。スマホアプリもリリース済み。
Amazonマーケットプレイス
http://www.amazon.co.jp/gp/feature.html?docId=1000146956
通販最大手「Amazon.co.jp」のサイト上で、個人出品・販売できるサービス。なお、出品物はAmazonのカタログデータベースに登録されているものに限られる。成約時に発生する手数料は商品カテゴリーによって異なるが、一例として「CD&レコード」のカテゴリー成約手数料は140円、販売手数料は金額の15%。小口出品者は100円の基本成約料も必要。
自分のサイトでアフィリエイト&広告掲載
自分のホームページやブログに広告を掲載するのも、収入のための1歩と言えるだろう。通販サイトで実際にモノが売れたときに報酬がもらえる「アフィリエイト」は、その代表格だ。多くの訪問者を抱えるサイトでなければ、まとまった収入は期待できないが、掲載コストはほとんどゼロ。気軽に試してみよう。
Amazonアソシエイト
https://affiliate.amazon.co.jp/
国内アフィリエイトサービスの中でも代表的な存在。Amazonで販売されている商品に対して専用URLを取得し、そのURLを経由して実際に販売が行われると、金額の一部が支払われる。基本となる紹介料率は3.0%で、商品ジャンルや1月ごとの販売個数などに応じて若干変動する。
楽天アフィリエイト
http://affiliate.rakuten.co.jp/
楽天市場の販売商品に対するアフィリエイト制度。支払われる報酬は現金でなく、楽天スーパーポイント。このため、月に数ポイント程度の報酬であっても、楽天市場で買い物をする際の値引きに回せる。報酬率はショップによって異なるが、1%が基本となるようだ。
リンクシェア
http://www.linkshare.ne.jp/
楽天グループのアフィリエイト運営事業者。楽天以外のさまざまな通販・各種サービスサイトが参画しており、例えば「ドミノ・ピザ」の注文を仲介すると、金額の5%が報酬として支払われる。
Yahoo!アフィリエイト
http://affiliate.yahoo.co.jp/
「ヤフオク!」や「Yahoo!ショッピング」などに関連したアフィリエイトを展開中。報酬料率は1%が基本。報酬はTポイントもしくは現金で受け取れる。
バリューコマース
http://www.valuecommerce.ne.jp/
ヤフー系列のアフィリエイト運営事業者だが、ヤフー以外のPC通販サイトや宿泊予約サイトなどの案件も取り扱う。バリューコマース経由でのみアフィリエイトを受け付けているサイトも多いとのこと。報酬は現金払い。
A8.net
http://www.a8.net/
ファンコミュニケーションズ運営。ショッピング、求人、旅行、住宅賃貸など多様なジャンルのアフィリエイトを取り扱う。季節に応じた報酬料率アップキャンペーンなどを随時実施中。
アクセストレード
http://www.accesstrade.ne.jp/
報酬振込手数料0円、報酬額1000円以上での支払いを謳うアフィリエイト事業者。広告を閲覧するユーザーの端末環境に応じて、リンク先を自動で振り分ける機能などが利用可能。
DMMアフィリエイト
https://affiliate.dmm.com/
動画配信や通販を手がけるDMMでは、独自のアフィリエイト制度を展開中。動画が「ダイレクト報酬」扱いで販売された場合の紹介料率は35%と、かなりの高率。18禁作品なども対象となっている。
Google AdSense
https://www.google.com/adsense/home
https://support.google.com/adsense/
ウェブサイト連動型広告の定番として知られる。広告が実際にクリックされると、報酬発生する仕組みだが、その金額は広告主によって個別に設定されている。なお、実際の支払いが実行されるための基準額は8000円から。
オリジナル作品を作って売る!
「自分が作った作品・製品をネットで売る」という手段も、少しずつ身近になりつつある。日本国内においては、同人誌の分野でかなり先行している印象だが、一般電子書籍の個人出版なども登場。また、ショッピングサイト作りをサポートするサービスなども増えている。今後の発展が期待できそうだ。
note
https://note.mu/
ブログ風のサイトを手軽に公開できると同時に、「ノート」という単位で文章、イラスト、写真などの各種コンテンツを販売する機能を備える。料金は100円~1万円の単位で自由に作成可能。金額の5%が決済手数料として差し引かれ、その残り額の10%を運営会社側が徴収する仕組み。
DL.Getchu.com
http://dl.getchu.com/
漫画、コスプレ写真集など同人制作の電子コンテンツを販売する。自分が作った作品を販売してもらうには「サークル登録」を行う。各作品に対しては50円・100円単位で卸価格を設定し、それに手数料を上乗せした価格が消費者側に表示される。一例として、卸価格が600円の場合、販売価格は1000円となる。
コミックとらのあな サークル様向け情報
http://www.toranoana.jp/dojin/
同人漫画の委託販売で知られる企業。製本された同人誌の通販業務を代行してくれるだけでなく、電子コンテンツのオンライン販売にも対応する。店頭販売価格の60~67%が卸値として設定される。この掛け率は、委託、買い切り、他店併売などの条件によって変動する。
PIXTA 写真・イラスト・動画販売ガイド
http://pixta.jp/how_to_sell
オリジナルの写真・イラスト・動画を登録し、販売することができるサイト。プロアマ問わず参加可能。7月に支払いルールが大幅に変わる予定で、過去1年の販売実績が0~149枚のユーザーのコミッション率(受け取り率)は販売金額の22%。
minne(ミンネ)
http://minne.com/
アクセサリーや鞄など、オリジナルの手芸品を購入したり、出品できるサイト。既製品や商品転売は明確に禁止されている。出品した商品が実際に購入された場合は、10%の手数料がかかる。
Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング
https://kdp.amazon.co.jp/
オリジナルの電子書籍を無料で出版できるサービス。販売は全世界のAmazonで行われ、著者に支払われるロイヤリティは70%。入稿用ファイルフォーマットはEPUB以外にも複数サポートしている。
パブー
http://p.booklog.jp/
電子書籍の作成および販売が可能。本文作成や画像の指定は、一般的なウェブ入力フォームから行える。実際に書籍が販売された場合は、30%が手数料として差し引かれ、残りが著者の取り分となる。
ニコニ・コモンズ クリエイター奨励プログラムとは
http://commons.nicovideo.jp/cpp/about/
「ニコニコ動画」や「ニコニコ静画」で人気を集めた作品のクリエイターに対し、ポイントや現金を支払うプログラム。単に作品をアップロードしただけではダメで、プレミアム会員登録などが別途必要。具体的な分配率は、プログラムへの登録作品数などによって変動する。
YouTube パートナー プログラムとは
https://support.google.com/youtube/answer/72851?hl=ja
高品質かつ人気の高い動画作品の投稿者に対して提供中のプログラム。広告収益の一部を受け取ったり、その他の機能を利用できるようになる。収益受け取りには、著作権の明確化など諸条件がある。
STORES.jp
https://stores.jp/
個人でも簡単にオンラインショップを作れるサービス(商品発送は当然自分で行う必要があるが)。基本利用料は無料だが、月額980円のプレミアムコースに登録すると、登録商品数最大5つまでという制限がなくなる。なお、商品販売額の5%が決済手数料としてかかる。
ZOZOMARKET
http://market.zozo.jp/
ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」の派生サービス。前述の「STORES.jp」で出店し、なおかつ審査をクリアすることで「ZOZOMARKET」に加わることができる。なお、こちらの販売手数料は10%。
カラーミーショップ
http://shop-pro.jp/
オンラインショップ開設サービス。原則有料で、最も安価な「ライト」プランは月額900円(12カ月契約時)から。どのプランも商品登録数は無制限だが、アクセス解析機能やディスク保存容量などに差異がある。なお、クレジットカード決済を導入する場合には別途契約が必要。
BiND for WebLiFE* 7
http://www.digitalstage.jp/bind/
ショッピングカート機能にも対応したウェブサイト構築用ソフト。スタンダード版は6カ月分のサーバー利用権込みで1万9800円。上位のデラックス版ではテンプレートなどが増量されている。
ランサーズ
http://www.lancers.jp/
ウェブデザイン、プログラミング、原稿ライティングなどの能力がある人材を、発注元とオンライン上でマッチングさせるという「クラウドソーシング」の代表的なサイト。副業とは少々異なるが、在宅型の仕事を希望する人にとっては、1つの選択肢となるかもしれない。