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祝GW! 大画面・大音響の「映画館」でお気軽レジャー
(2016/4/28 15:00)
いよいよ明日からゴールデンウィーク。そこで今回は「映画館」の特集をお届けする。近年はオンラインでの座席予約システムが発達していて、その多くが手数料無料。「良い席に着きたいから30分前に行く」なんて努力はもう必要ない。日曜・祝日でも気軽に映画が見られるのだ。「キャー、怖い♪」といちゃつくカップルのすぐ隣で、1人硬派にチュロスかじりながら演出論を考えるのも意外とオツですよ!
手数料無料でオンライン座席指定! 大手チェーン系シネコン
映画を見るなら、まずはやっぱりシネコンに足を運ぶのが一番。特に大手チェーン系シネコンなら、オンライン座席予約が完備されていて、ほとんどが手数料無料だ。チケット窓口の行列を避けるためにも、ぜひオンライン予約を活用してほしい。
TOHOシネマズ
https://www.tohotheater.jp/
東宝の100%子会社が運営するシネコン全国チェーン。オンラインのチケット販売・座席予約サービス「vit」を展開しており、これを使えば手数料無料で劇場到着前にシートが確保できる。チケットそのものは現地の自動発券機をで受け取れる。
ユナイテッド・シネマ
http://www.unitedcinemas.jp/
全国に36劇場を展開。「シネプレックス」も系列にあたる。オンラインでの座席指定にももちろん対応。予約・発券手数料は無料だ。年500円を払って「CLUB-SPICE」に入会すると、毎週金曜日は大人1000円で映画が見られる。
イオンシネマ
http://www.aeoncinema.com/
ロードサイト系ショッピングモール「イオン」に併設されているシネコン。劇場数83、スクリーン数702(2015年10月時点)は日本最大級という。オンライン座席予約サービス「e席リザーブ」の利用にはかつて手数料がかかったが、現在は無料。グッと使いやすくなった。
松竹マルチプレックスシアターズ
http://www.smt-cinema.com/
「MOVIX(ムービックス)」のブランドで、東北~中国地方に劇場を展開する。オンラインでの座席予約は無料。会員サービス「SMT Members」はカード発行手数料100円(年会費は無料)。6カ月に1回、劇場を利用する余裕がある人にオススメ。
ティ・ジョイ
http://www.t-joy.net/
東映系のシネコン。「T・ジョイ○○(地名)」のほか、「新宿バルト9」も系列にあたる。オンラインチケッティングの名称は「KINEZO」。手数料無料で利用できる。KINEZOのスマホアプリではクーポンなども配信している。
109シネマズ
http://109cinemas.net/
東急グループのシネコンチェーン。とはいえ、都心にあるのは二子玉川・木場くらいで、関東北部や関西などでも運営されている。「良・席・予・約」サービスを使えば手数料無料でピンボイント座席指定が可能。
シネマサンシャイン
http://www.cinemasunshine.co.jp/
運営するのは佐々木興業という会社。全国で13施設あるが、都内では池袋・平和島の2劇場。オンラインチケット購入・座席予約サービスの名称は「e-Box」。支払いはクレジットカードのみなのでご注意を。
コロナワールド
http://www.korona.co.jp/
愛知県を中心に出展する娯楽施設チェーン。独特の店舗構造で、例えば小田原(神奈川県)の施設では映画、ボーリング場、ゲームセンター、天然温泉、カラオケ、パチンコがワンストップで楽しめる。映画のオンライン座席指定にも対応する。
4DX? ムビチケ? ドルビーアトモス? 知っておいたほうがいい映画館用語&お得ネタ
映画を見るだけなら、自宅でブルーレイ、それこそスマホの配信でもいい。だが、大画面、大音響、観客も含めた劇場の雰囲気、そういった“映画館体験”は格別なものがある。ここでは、劇場側が次々と投入している新技術・新サービスをご紹介しよう。
4DX(ユナイテッド・シネマ)
http://www.unitedcinemas.jp/4dx/
http://www.cj4dx.com/
「4DX」とは、体感型上映システムの規格のこと。画面に合わせて、シートの動き・振動、水、風、香り、スモークなどで映画体験を高めてくれる。映画館で遊園地のアトラクション感覚が味わえる訳だ。ユナイテッド・シネマのみならず、さまざまな劇場で採用されている。通常の鑑賞料金に加え、1000円程度の追加料金がかかる。なお、身長100cm未満の子供や、妊娠中の人は利用できないなどの規程があるので注意を。
MediaMation MX4D(TOHOシネマズ)
https://www.tohotheater.jp/service/mx4d.html
4DXと並び立つ、もう1つの体感型上映システム。規格の開発元は異なるが、大枠は同じだ。シートが動いたり、雨のシーンで水しぶきが飛んできたり、風が吹き付けたりする。追加料金はおおむね1000~1200円。なお、4DX/MX4Dはいずれもシートが大きく動く。場合によっては、飲み物がこぼれるケースもあるそうなので、注意しよう。
4DX&MX4D映画館一覧|4D映画全国最新一覧マップ(シネマズ)
http://cinema.ne.jp/recommend/4dxmx4d2015120411/
映画情報サイト「シネマズ」の特集記事。今まさに増加中の4DX/MX4Dシアターの一覧を都道府県別にまとめている。これを見るとよく分かるが、MX4DはTOHOシネマズでの導入が先行している。
D-BOX(イオンシネマ)
http://www.aeoncinema.com/dbox/pc/
こちらもシート可動型の上映システムで、今のところイオンシネマ限定。D-BOX席と一般席が1つのシアター内に混在するためか、シートの動き以外の特殊効果はないようだ。利用にあたっては、通常の鑑賞料金に加え、1000円の特別料金がかかる。
ドルビーアトモス
http://www.dolby.com/jp/ja/technologies/dolby-atmos.html
最新の音響規格の1つ。必ずしもホームシアターのためのものではなく、ドルビーアトモス対応の映画館(上映室)が存在する。基本的には立体音響のための技術で、画面の動きに合わせて音源が動くような効果が得られるという。対応劇場は今まさに増加中。都内では「TOHOシネマズ新宿」の9番スクリーンなどで導入済み。100~200円程度の特別鑑賞料が上乗せされることが多い。
IMAXってなに?(109シネマズ)
http://109cinemas.net/imax/about.html
http://www.imax.com/ja
より美しい、迫力ある映像を楽しめる方式として、今やおなじみのIMAX。スクリーンが巨大で、さらに2台のプロジェクターを組み合わせて画面を明るくしたり、音響を最適化している。通常の上映に比べ、IMAXでは300~500円程度の追加料金がかかる。
TCX(TOHOシネマズ)
http://www.tohotheater.jp/service/tcx_dolbyatmos/tcx.html
IMAXとは異なるが、こちらはTOHOシネマズ独自のシアター設備。スクリーンが非常に巨大で、さらにドルビーアトモスを組み合わせることで、さらなる迫力を生み出せるという。
ウルティラ(イオンシネマ)
http://www.aeoncinema.com/ultira/pc/
こちらはイオンシネマの新型シアター設備。壁いっぱいに広がる巨大スクリーン、着席位置に依存しない良音響などを特徴とする。ごく一部のシアターを除き、ウルティラ対応スクリーンでは追加料金がかからない。
デジタル3D上映について(TOHOシネマズ)
https://www.tohotheater.jp/3d/
3D映画はかなり一般的になったが、実はその規格は実に多岐に渡る。TOHOシネマズでは、「MasterImage」「Sony Degital Cinema」「RealD」、そして「IMAX 3D」も含めると4つも種類がある。一度買った3Dメガネを流用できる場合もあるので、「3Dにはいろいろあるのだ」とだけでも覚えておいてほしい。
映画.com 映画館検索
http://eiga.com/theater/
映画ニュースサイト「映画.com」で提供中の機能。ごく一般的な映画館検索に加え、IMAXやドルビーアトモスいった上映方式、駐車場の有無、深夜上映の可否などを条件とした絞り込みができるようになってる。
ムビチケ
http://www.movieticket.jp/
安く映画を見るには欠かせない前売り券。しかし最近では、オンラインでの事前座席指定に使えず、不便なケースもあった。それを解消するために生まれたのが、新型前売り券とも言える「ムビチケ」。カード型になっていて、裏面のスクラッチをこすると出てくる番号を専用サイトに入力。これで座席指定できるという仕組みだ。ただ、すべての映画館がムビチケ対応ではない。念のため、ムビチケのウェブサイトから対応劇場の検索を。
メイジャー
https://www.major-j.com/
一般企業による前売り券通販サイト。前売り券はお得なだけでなく、ポストカードやストラップといった特典が付くこともある。あまり劇場に足を運ばない人が、突然これらの特典が欲しくなった時に便利かも? 送料は150円から。
auマンデイ(TOHOシネマズ)
https://www.tohotheater.jp/campaign/au_monday/
au携帯電話のオプションサービスである「auスマートパス」加入者向け特典。祝日を含む月曜日だと、TOHOシネマズにおける大人鑑賞料が1100円に値引きされる。ネットでの事前購入・座席指定も対象で、さらに同伴者1名にも値引き料金が適用される。
ドコモチューズデー(イオンシネマ)
http://www.aeoncinema.com/event/docomo_tuesday/
auマンデイに触発されてか、遅れるかたちでドコモがスタートさせた特典。「dポイントクラブ」入会の上で、ブロンズステージ以上に到達していると、火曜日のイオンシネマの鑑賞料が1100円に値引きされる。「e席リザーブ」での利用も可能。なお、イオンシネマは月曜日の大人鑑賞料が常時1100円(ハッピーマンデー料金)。
映画館に行こう!
http://www.eigakan.org/
映画制作者や映画館(興行主)の業界団体らが共同展開しているキャンペーン。最近の映画館では上映直前に必ず「NO MORE 映画泥棒!」の映像が流れるが、これは「映画館に行こう!」としての取り組みの1つ。なお、2007年には「映画盗撮防止法」というそのものズバリな法律が制定されている。
映画倫理委員会
http://www.eirin.jp/
「映倫」の略称で知られる自主規制審査団体。「G」「PG12」「R15+」「R18+」という線引きは日本でもかなり浸透してきたが、そのレーティングをまさに実施している機関だ。具体的な審査基準もPDFで公開されているので、興味のある方はご一読を。
映画業界について(東宝 新卒採用2017)
http://www.saiyo-info.net/toho/gyokai/
映画会社の東宝が新卒採用に向けて公開しているサイト……なのだが、近年の映画館動向がコンパクトにまとまっていて、就活中の学生ならずとも非常に参考になる。「配給と興行」「映画館のデジタル化」あたりは読んで損はない。
個性派ぞろい! あんな映画館・こんな映画館
映画の楽しみ方は必ずしもシネコンだけに限らない。アート志向のミニシアター、懐かしの作品をたくさん見るのにピッタリな名画座などなど、個性豊かな映画館は全国に数多ある。ごく一部ではあるが、最後にご紹介しておこう。
シネマシティ
https://cinemacity.co.jp/
東京都立川市の映画館。2つの施設に合計9つのスクリーンを構える……のだが、ここが名を挙げたきっかけは「極上爆音上映」。2015年の「マッドマックス 怒りのデス・ロード」をきっかけに産み出されたという。コンサートホール用サブウーファー、ラインアレイスピーカーなどを導入し、台詞の聞きやすさと迫力の効果音の両立を狙った。このマッドマックスのほか、「ガールズ&パンツァー」が爆音上映中。
神保町シアター
http://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/
本の街・神保町にある名画座。小学館が運営している。席数は99席。ゴールデンウィーク中は「桂文珍セレクション~大阪と映画~」と題し、「白い巨塔」「『エロ事師たち』より 人類学入門」などを上映する。当日券は大人1200円。
新文芸坐
http://www.shin-bungeiza.com/
池袋駅東口から徒歩3分の名画座。ほぼ日替わりでさまざまな映画を上映している。1300円の料金で2本見られるのもうれしい。古い作品だけでなく、「クリード チャンプを継ぐ男」のような新しい作品もラインナップ。また、映画評論家によるトークショーなどが随時行われている。
早稲田松竹
http://www.wasedashochiku.co.jp/
高田馬場駅・早稲田通り沿いにある名画座。「2本立て」「入れ替えなし」「全席自由席」というのが基本的な運営スタイル。鑑賞料は大人1300円。大幅な混雑が予想される際には整理券も発行する。
ドリパス
https://www.dreampass.jp/
ユーザーリクエストをもとに映画館上映を実現させるためのサービス。TOHOシネマズが運営している。シアターは必ずしも固定されておらず、直近では5月14日・お台場シネマメディアージュでの「SPACE BATTLESHIP ヤマト」、6月5日・TOHOシネマズ ファボーレ富山での「おおかみこどもの雨と雪」など、多岐に渡る。
テアトルシネマグループ
http://www.ttcg.jp/
都内5館のほか、埼玉や大阪にも劇場を構えるチェーン。その館数を生かし、大作だけでなく、比較的小規模な作品も上映している。また、「キネカ大森」には名画座としての側面もある。
シネスイッチ銀座
http://www.cineswitch.com/
いわゆる「ミニシアター」系の映画館で、地下鉄の銀座駅から徒歩1分。大人料金は通常1800円。3D上映なども行うが、作品ラインナップはやはりシネコン系とは一線を画す。
シネクイント
http://www.cinequinto.com/
渋谷パルコPART3内にある映画館。前回鑑賞時の半券持参で大幅割引になる「チケットリターン・システム」などを導入している。ただ、残念なことに8月7日をもって閉館予定。ビルの立て替えが理由だが、その後の動向については検討中。
港町キネマ通り
http://www.cinema-st.com/
全国各地の映画館を紀行文的なタッチで紹介するウェブサイト。昭和・平成と生き抜く古参映画館はもちろん、ニューオープンのシネコンまで取り扱う。2015年末に閉館した1000席超の大型シアター「新宿ミラノ座」の在りし日の姿も。
IMAX WITH LASER(109シネマズ)
http://109cinemas.net/imax/imax-with-laser.html
高画質を追求するIMAXがまた1つ進化した。「IMAX次世代レーザー」と呼ばれる方式だ。日本では、2015年末に「109シネマズ 大阪エキスポシティ」で初導入。スクリーンサイズ26m×18m、4Kツインレーザープロジェクター、12チャンネル音響など、他に類を見ないという。通常のIMAXよりもさらに高い、プラス600円の特別料金がかかる。
プレミアム・ダイニング・シネマ(ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13)
http://www.unitedcinemas.jp/dining_cinema/
福岡市の映画館に導入された異色サービス。なんと、映画を見ながらナイフとフォークで本格的な料理が味わえる。シートにはテーブルが備え付けられており、当然アルコールもOK。料金は2800円からで、これには鑑賞料と1000円分の飲食券が含まれる。
新宿ピカデリー プラチナルーム/シート
http://www.smt-cinema.com/site/shinjuku/platinum/
追加料金の必要な高級席は近年増えているが、こちらはかなり破格。「プラチナルーム」は2人で3万円で、そのサービス内容は専用ウェイティングルームにウエルカムドリンク、肝心のシートはバルコニー席と、非常に豪華だ。1人5000円の「プラチナシート」もあり。