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Synology、ハードウェアコーデック対応の4ベイNASキット「DS416play」発売

「DS416play」

 台湾Synologyは、NASキットの4ベイモデル「DS416play」を発売する。市場想定価格は6万6000円前後(税込)。型末尾に「play」が付く本モデルはハードウェアコーデック対応の製品として位置付けられ、プロユースにも耐えられるという。H.264(AVC)形式の4Kでは1チャンネル、フルHDでは3チャンネルのリアルタイムコード変換が可能。DLNA準拠のメディアサーバーとしても利用可能で、DLNAに対応した機器にコンテンツをストリーミングすることができる。

 最大4台のHDDの取り付けに対応しており、92mm冷却ファンを2基装備する。1.6GHz(ブースト時2.48GHz)デュアルコアCPU(Celeron N3060)とDDR3 1GBのメモリを搭載しており、AES-NIハードウェア暗号化機能も備える。RAID 5構成時の書き込み速度は186.67MB/s、読み込み速度は225.68MB/s。ギガビットイーサネットポートを2基装備し、リンクアグリゲーションに対応しており、映像系プロダクションの業務使用にも最適ではないかとしている。また、フェイルオーバーにも対応しているため、一方のLANポート接続に障害が発生した場合でもネットワーク接続を維持できる。

 そのほか、USB 3.0×3ポートを装備。本体の大きさは、203×233.2×165mm(幅×奥行×高さ)で重さは2.04kg。消費電力はアクセス時で29W、ハイバネーション時で12.5W。

【お詫びと訂正 16:30】
 記事初出時、書き込み速度と読み取り速度を逆に記述しておりました。お詫びして訂正いたします。