テックウインド、M.2 SSD×4搭載可能なQNAP製NASキット「QNAP TBS-453A」発売

　テックウインド株式会社は、M.2 SSD対応のNASキット「QNAP TBS-453A」を4月22日に発売した。市場想定売価は7万9800円（税込）。

「QNAP TBS-453A」

　本体の大きさが230×165×25mm（幅×奥行×高さ）、重さが700gとコンパクトなNASキット。CPUは1.6GHz（最高2.08GHz）クアッドコアのCeleron N3150、メモリはSODIMM DDR3L-1600 4GBを搭載（最大8GBまで搭載可能）。USB 3.0×4ポート、USB 2.0×1ポートも備える。SSD用のヒートシンクが付属するほか、SSDの温度をモニタリング可能なセンサーを内蔵する。

　有線LAN×2接続時でリード213MB/秒、ライト224MB/秒。AES 256ビット暗号化併用時でリード224MB/秒、ライト219MB/秒。4ポートLANスイッチを内蔵しており、ネットワークスイッチモードとプライベートネットワークモードに切り替え可能。

ネットワークスイッチモード／プライベートネットワークモードの使用例

　デュアルHDMI出力に対応しており、4K動画のトランスコーディング機能も装備。独自OS「QTS 4.2」はストレージ管理のほか、マルチメディアプレーヤーとして活用できる。また、「QNAP Virtualization Station」上で仮想マシンをインストールすると小型PCとしても利用可能。

　ウェブベースのスナップショットツールを備えており、ボリューム／LUNは最大1024ショットの撮影が可能。変更部分をコピーしてリモートサーバーに複製したり、ローカルボリュームとしてクローンを作成することもできる。