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freee、人工知能を用いた自動仕訳機能「仕訳登録AI」を提供開始

 freee株式会社は、「クラウド会計ソフト freee」の新機能として、人工知能技術を用いた自動仕訳機能「仕訳登録AI」を6月末より提供する。

 同社は自動仕訳に関する人工知能技術の特許権(特許第5936284号)を取得。新たに追加される自動仕訳機能は、インターネットバンキングなどから取得した明細に記載された日本語(摘要欄)から、未知の日本語でも適切な勘定科目を推測できる。1件登録すると類似の仕訳を人工知能が判断して処理内容を推薦。仕訳登録だけでなく、消し込み作業も人工知能が推薦する。また、学習エンジンを搭載しているため、本機能を使用するユーザーが増えることで推測の精度が高まるという。

 今後も順次機能を追加し、従来の「自動で経理」機能と比較して、約90%の作業時間削減を目指すとしている。

 併せて、スモールビジネスのバックオフィス業務を人工知能で効率化することを目的とした研究開発機関「スモールビジネスAIラボ」を創設。記帳業務への人工知能技術の活用だけでなく、スモールビジネスにおける社員・経理担当者の作業効率化や、経営者の意思決定を支えるための人工知能の開発・ビジョンの発信を行うとしている。