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弥生の会計ソフト・サービス製品群がScanSnap Cloudと連携、領収書データを自動で送り込み可能に

 弥生株式会社は1日、弥生会計をはじめとする自社の会計ソフトウェア製品群と、株式会社PFUのクラウドサービス「ScanSnap Cloud」との連携を開始すると発表した。

 弥生では、「弥生会計 オンライン」「やよいの青色申告 オンライン」「やよいの白色申告 オンライン」といったクラウドサービスと、「弥生会計 16」「やよいの青色申告 16」などのデスクトップアプリケーションを提供しているが、今回はこれらの製品群とScanSnap Cloudが連携する。

 これによって、「ScanSnap iXシリーズ」と弥生の会計ソフトウェア製品群を利用しているユーザーは、PCやアプリを起動することなく、スキャナから直接、データ連携の受け口となるデータ連携機能「YAYOI SMART CONNECT」に、レシートや領収書などのデータを送り込めるようになる。

 YAYOI SMART CONNECTは、受け取った画像データからOCR処理によって自動で取引データを生成し、仕訳データに自動変換後、弥生会計などへ転送する。

 弥生では、具体的な活用シーンとして、1日の終わりにその日使った経費のレシートを取り込んでおき、月に一度など、時間がある時にPCを立ち上げて、自動変換された仕訳を確認する、といったことが可能になるとしている。

 またScanSnap CloudとYAYOI SMART CONNECTはいずれもe-文書法に対応しているため、一定要件を満たせば、紙の原本を破棄することも可能。両者の連携によって、証憑の整理、ファイリングから仕訳の入力までを一気通貫で自動化できるとした。