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企業向けの「本の要約提供サービス」開始、日本ユニシスとフライヤーが協業

 日本ユニシス株式会社と株式会社フライヤーが協業し、企業向け「本の要約提供サービス flierエンタープライズ」を7月6日に開始した。

 ビジネス書・教養書を中心とした毎月20~30冊の本の要約を配信。1冊あたり10分で読み切れる分量になっており、通勤時間、休憩中、帰宅後などのスキマ時間を活用できるという。社内での本に関する情報・意見交換が活発になり、業務の質に直結する知識・ノウハウを得ることが期待できるとしている。

 気に入った本は株式会社トゥ・ディファクト社が運営するネット書店「honto」で紙・電子書籍を購入可能。flierエンタープライズ会員は、hontoでの電子書籍購入時に割引クーポンを利用できる。

 そのほか、著名な経営者や著者へのインタビュー記事や、海外で話題になった未邦訳書籍の要約も配信。また、話題の本について、情報・意見交換が行える社内SNS機能や、経営陣からの推薦図書など、社内で読書を促す記事の配信機能も備える。

 日本ユニシスによると、日本国内でおよそ200万人の潜在ユーザーがいると考えられているが、法人に特化した本の要約サービスは存在しなかったという。同社はflierエンタープライズの提供を通じ、日本においてビジネスパーソンが本から得られる叡智を仕事に活用できるプラットフォームを築くとしている。

ログイン後のトップ画面には話題の新刊や名著が並ぶ。社内での閲覧数ランキングやカテゴリ別の表示、著者名やタイトル名での検索も可能
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