So-net、「NVIDIA Quadro VCA」による高速GPUレンダリング環境をネット経由で使えるサービス

　ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社（So-net）は27日、「NVIDIA Quadro ビジュアルコンピューティングアプライアンス（VCA）」による高速レンダリング環境を、週・日単位でインターネット経由で利用できる「レンダリングシェアードサービス」を開始した。1台あたりの料金（税別）は、1週間コースが20万円、1日コースが3万円。

　NVIDIA Quadro VCAは、NVIDIAのハイエンドGPUを8基搭載したGPUレンダリングマシン。GPUは「Quadro M6000」がベースとなり、1基あたり12GBのGPUメモリ、3072のNVIDIA CUDAコアを搭載。システム全体では2万4576のNVIDIA CUDAコアが使用可能だという。

　レンダリングシェアードサービスでは、対応する3Dコンテンツ制作用アプリケーションとNVIDIA Quadro VCAを接続してレンダリング作業をすることが可能。利用中のアプリケーションに同サービスの設定情報を登録するだけで利用できるとしている。