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Google、Playストアの購入コンテンツ/アプリを5人までと共有できる「ファミリーライブラリ」

 グーグル株式会社は28日、Google Playストアで購入したアプリやゲーム、映画などを、5人までのユーザーと無料で共有できる新機能「ファミリーライブラリ」を発表した。日本を含む12カ国のユーザーを対象に、数日のうちに順次機能を有効化していくという。

 ファミリーライブラリでは、購入したコンテンツの中から共有するものとしないものを選んで、13歳以上のGoogleアカウント所有者に共有できる機能。共有相手はファミリーの代表者と同じ国に居住し、ほかのファミリーグループに加入していないことが条件となる。

 ファミリーの代表者は、20歳以上で、ほかのファミリーグループに加入しておらず、支払い用のクレジットカードを所有していることが条件となる。

 共有相手は、ファミリーの代表者が自分のGoogleアカウントの設定から招待してファミリーグループに登録する。登録したユーザーがアプリやコンテンツを購入する場合には、ファミリーグループの支払い用に登録されたクレジットカードでの購入、代表者の承認が必要、アプリ内購入のみ承認を必要とするなど、細かな設定が可能だ。

 また、ファミリーグループに登録されたユーザーが、グループに登録されたクレジットカード以外で決済を行うことも可能で、これをほかのメンバーに共有することもできる。

 アプリの共有はAndroid端末のみが対象となるが、映画やテレビ番組、電子書籍は「Google Playムービー&TV」アプリや「Google Play Books」アプリがインストールされたiOS端末のほか、ウェブでも共有が可能となる。