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三井住友銀行をかたるフィッシングメールが出回る、フィッシング対策協議会が緊急情報を発表
2016年8月29日 16:10
三井住友銀行をかたるフィッシングメールが出回っているとして、フィッシング対策協議会は29日、警戒を呼び掛ける緊急情報を発表した。
メールの件名は「ご登録パスワード変更完了のお知らせ」。本人確認のため、メール本文に記載されたURLへのアクセスを促す内容になっている。
フィッシング対策協議会によれば、29日13時現在、誘導先の偽サイトは稼働を停止しているが、類似のフィッシングサイトが公開される可能性もあるとして注意を呼び掛けている。稼働していたフィッシングサイトのURLは「http://www.ssmbc.●●●●.net/」だった。
フィッシング対策協議会では、このようなフィッシングサイトで、店番号・口座番号、契約者番号、第一暗証といったアカウント情報を絶対に入力しないように呼び掛けている。
なお、三井住友銀行インターネットバンキング(SMBCダイレクト)のログインページでは、「最近、当行が提供していない他社製品の不正送金対策ソフトのご利用を案内する不正な画面を表示し、暗証番号等の情報を入力させようとする事象が確認されています」として、株式会社セキュアブレイン提供のPC用不正送金対策用ソフト「PhishWallプレミアム」の利用を呼び掛けている。