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Google、日台間を26Tbpsで結ぶ海底ケーブルに投資

 Googleは6日、日米間を結ぶ光海底ケーブル「FASTER」に対して追加投資を行い、日本-台湾間を26Tbpsで結ぶ海底ケーブルを敷設したことを発表した。これによりアジア全域における数百万人に対して迅速なアクセスを提供するとしている。

 FASTERは、日米間を結ぶ容量60Tbpsの光海底ケーブル。KDDIやGoogleなど6社が2014年8月から建設を進め、6月30日から運用が開始されていた。

 Googleでは台湾とシンガポールにデータセンターを構築しており、光海底ケーブルへの出資を行って台湾まで延長した。Googleによれば26Tbpsとは、すべての台湾居住者がセルフィー画像を日本の友人に5秒ごとに送信できる容量で、1日あたりでは1380億枚に達するという。

 この海底ケーブルは、自然災害によるネットワークの停止を防ぐため、津波が多発する地域の外に建造されているとのことだ。