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アイ・オー・データ、固定回線とモバイル回線を自動で切り替えるM2M/IoT向けルーターを年内に発売

 株式会社アイ・オー・データ機器は26日、NTTドコモとKDDIのモバイル回線を1台で利用可能な「マルチキャリアM2Mルーター」をM2M/IoT市場に向けに開発していることを表明した。製品の発売は年内の予定。

 マルチキャリアM2Mルーターは、固定回線で利用可能な有線ルーター機能に加え、NTTドコモとKDDIのモバイル回線を利用可能なルーター。固定回線での障害発生時に、自動的にモバイル回線に切り替える冗長化機能により、回線障害時にも安定した運用が行える。なお、モバイル回線での通信は、NTTドコモとKDDIのいずれかのみの排他利用となる。

 アイ・オー・データでは、モバイル回線へのシフトが進み始めたM2M/IoT市場へ向けてマルチキャリアM2Mルーターを提供するとしており、他社が提供するサービスとの動作検証や認定取得を行うなど、パートナーとの連携も強化していくとのこと。

 なお、マルチキャリアM2Mルーターは、10月26日から28日に千葉・幕張メッセで開催されるイベント「IoT/M2M展 秋」において、株式会社sMedioのブースで参考展示される。