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人名に使われる異体字など、IVS文字の入力を支援するソフト「IVSパレット」、イーストが発売
2016年12月6日 17:51
イースト株式会社は5日、Windows 10/8.1/8/7用のIVS文字入力支援ソフト「IVSパレット」を発売した。価格(税別)は、1ライセンス分を含むマスターパッケージが1万円、20ユーザーライセンスが19万円、50ユーザーライセンスが45万円、100ユーザーライセンスが85万円。対応する文字コレクションは、「Moji_Joho」(IPAmj明朝フォントVer.004.01)と「Adobe-Japan1-6」。
IVS(Ideographic Variation Sequence)は、人名などで使用される細かな違いのある“異体字”を表示させるための仕組み。IVSに対応したOSおよびアプリケーションとIVS文字を収録したフォントを導入することで利用できるが、「表示させる環境が整っていても、文字一覧から探したり、文字コードで入力する必要があり、活用が難しい面があった」という。IVSパレットでは、親字や読み、部首などから異体字を簡単に検索でき、検索結果からコピーしてOfficeアプリケーションや各種業務アプリケーションへ入力できるとしている。コピーした文字の履歴は100文字まで保存されるため、よく使う文字は再検索が不要。戸籍統一文字番号、住基統一文字番号、MJ文字図形名などからも検索可能だ。