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ゼンリンデータコム、位置情報ゲーム用地図データの提供を開始

「ゲームマップSDK」で提供される地図イメージ

 株式会社ゼンリンデータコムは8日、位置情報ゲームを開発する事業者向けに、地図サービス「ゲームマップSDK」の提供を開始した。時刻による昼夜の変化、天候など、現実世界での事象をリアルタイムで反映させられるのが特徴。価格体系については、レベニューシェアなど、利用者の事業形態に応じて柔軟に対応するとしている。

 ブラウザー、アプリどちらにも対応可能。AR、VRサービス作成の際のサポートツールとしても活用できる。マルチプラットフォーム対応のゲームエンジン「Unity」などでゲームの開発が可能。イラスト地図とは異なる、ゲーム世界感を反映させたオリジナルマップが作成できる。

 また、立ち入り禁止区間判定機能を搭載。特定範囲内だけでゲームを提供できる。サービス可用性維持のためのクラウド環境もゼンリンデータコム側が整備している。