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マイクラしながらリアルの電子回路工作を学べる、木製コンピューター組み立てキット「Piper」の日本語版登場

「Piper-J」の筐体は木製のツールボックス状になっている。ふたを閉めた状態の大きさは285×165×90mm(幅×奥行×高さ)、重さは1.7kg

 株式会社リンクスインターナショナルは、サンドボックスゲーム「Minecraft」と電子工作を融合させたコンピューター組み立てキット「Piper」の完全日本語ローカライズ製品「Piper-J」を1月14日に発売する。希望小売価格は4万9800円(税別)。

 Raspberry Pi 3 Model B、7インチ液晶モニター、モバイルバッテリー、スピーカー、マウスなどのコンピューターパーツのほか、Minecraft、microSDカード、電子工作パーツ、レーザーカット加工で切り出された筐体用の木製パネルなどを同梱。子どもはまず、これらを組み立ててコンピューターを完成させ、その上でMinecraftをプレーしながら電子工作を学んでいくという流れだ。

 電子工作パーツとしてはブレッドボードやジャンパーワイヤー、スイッチ、ブザー、LEDダイオードなどがあり、ゲームのストーリーに沿ってこれらを接続していくことで、Minecraftの前進操作などが行えるボタンなどが順次完成する仕組み。電子工作の学習だけでなく、通常のMinecraftのゲームも楽しめるという。

 Piper-Jでは、組み立てマニュアルをはじめ、ゲームのUIやOSの表示言語などを日本語化。今まで英語表記によって利用できなかったユーザーはもちろん、学習教材としてより導入しやすい製品になったとしている。