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「ドリームキャスト」のウェブブラウザー、四半世紀を経てついにGoogleにアクセスできなくなる

 1998年に発売されたセガの家庭用ゲーム機「ドリームキャスト(Dreamcast)」のウェブブラウザーが、ついにGoogleにアクセスできなくなったことが海外で報告され、話題になっている。

「ドリームキャスト」で当時のINTERNET Watchトップページを表示したところ(1998年11月30日付記事『メールやチャットも楽しめるDreamcastのインターネット機能』より)

 ドリームキャストはアナログモデムを標準搭載し、ブラウザーを用いてインターネットのウェブ閲覧を行えることが大きな特徴だった。このブラウザーからのアクセスはドリームキャストの販売が終了してからも長らく利用でき、なかでもGoogleは最近まで検索エンジンとしての利用が可能だったが、海外のファンサイトによると、このたびGoogleにアクセスするとサポート外ゆえアップデートを勧めるメッセージが表示されるようになったとのこと。その後寄せられたファンの声によると、今年10月ごろに利用できなくなったという。

 四半世紀にもわたるサポートがついに終了とあって、Xでの報告ポストにはかつてドリームキャストで楽しんだ多くのユーザーが集い、思い出話に花を咲かせている。