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Google、ダークウェブレポートの提供をわずか1年半で打ち切り。同社が語るその理由は
2025年12月16日 11:22
Googleが「ダークウェブレポート」の提供を2026年1月15日で打ち切ることが明らかになった。
ダークウェブレポートは、自分の個人情報がダークウェブに漏洩していないかGoogleがスキャンし、流出が確認されると教えてくれる監視機能。2023年にGoogle One加入者向けの特典としてスタートし、2024年7月には対象をGoogleの全ユーザーへと拡大していた。サービスインからわずか1年半での打ち切りとなった理由について、同社は「効果的な対処法を提示できていないというフィードバックが届いていました」と述べており、監視および検出機能に問題はなかったものの、実際に検出されても対処が困難なことが問題視されたとみられる。
機能は2026年1月15日で終了し、取得済みのデータは2026年2月16日以降にアクセスできなくなるとのことで、同社はセキュリティ診断機能やパスキー、Googleパスワードマネージャーなどの既存ツールを用いて、セキュリティとプライバシーを強化するよう推奨している。
- ダークウェブ レポートの更新について(Google 検索 ヘルプ)
https://support.google.com/websearch/answer/16767242 - Google’s turning off its dark web monitoring service that scoured data breaches for your info(The Verge)
https://www.theverge.com/news/844700/google-dark-web-reports-shut-down