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「ウイルス付メールが拡散中! 件名は……」警視庁が早期警戒情報を出して注意呼び掛け

 ウイルス付きメールが拡散中だとして、警視庁がTwitterアカウントで早期警戒情報を出して注意を呼び掛けている。

 3種類が確認されており、いずれも1月17日に送信されたとみられるもの。件名は、1つ目が「Fwd:New Order -17-0Shipping by”DHL”」、2つ目が「御請求書」、3つ目が「取引情報が更新されました」「【発注書受信】」「備品発注依頼書の送付」「依頼書を」「送付しますので」「発注依頼書」「(株)発注書」のいずれか。3つとも、添付されたZIPファイル内に文書や画像のファイルを偽装したウイルスが格納されている。








 本文や添付ファイル名などの詳細は、一般財団法人日本サイバー犯罪対策センター(Japan Cybercrime Control Center:JC3)のサイトで掲載している。JC3によれば、このウイルス付きメールは、インターネットバンキングウイルスに感染させるもの。金融機関関連情報が窃取され、インターネットバンキングの不正送金などの犯罪の被害に遭う恐れがあるという。

 なお、JC3では2016年11月より警視庁と連携し、ウイルス付きメールの早期警戒情報の発信を開始している。