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講談社がキュレーションメディア提供へ、権利処理した女性誌コンテンツを活用して“信頼できるコンテンツ”配信

 株式会社講談社と株式会社デジタルガレージは、女性誌コンテンツとAIを組み合わせたキュレーションメディアを開発したと発表した。2017年前半に提供を開始する予定。

 従来のキュレーションメディアとは異なり、“信頼できるコンテンツ”を提供する仕組みとして、同社では「コンピレーションメディア」を提唱。

 新メディアではターゲット年齢層は特定せず、女性読者の間で関心が高い「ファッション」「ビューティー」「ライフスタイル」「インテリア」「エンタメ」といった生活情報に関するトレンドを個人ごとの興味や目的に合わせて提供するとしている。

 新メディアの開発にあたり、講談社が保有する権利処理を適切に施したコンテンツと、記事制作・編集に関するノウハウを提供。デジタルガレージグループは、「価格.com」「食べログ」といったCGMを通じて蓄積した知見や、ソーシャルメディアを活用した情報発信のノウハウなどを提供する。また、データとAIを活用し、コンテンツを客観的に評価する仕組みも導入する。

 同事業を推進するため、2016年8月に両社の合弁会社である株式会社DK Mediaを設立し、準備を進めてきた。