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Office 365ユーザー向けの「Office 2013」サポートが2月28日で終了、インストールも不可に

 Office 365では2月28日以降、「Office 2013」のインストールができなくなる。カスタマーサポートとトラブルシューティングもあわせて終了する。

 Office 365では、コンシューマー向けに1年間ライセンス「Office 365 Solo」と、PCへのプリインストールライセンス「Office Premium」が提供されている。このほか法人向けライセンスとして「Office 365 Business/Enterprise」などが提供されている。

 通常、Office 365をそのまま利用する場合には「Office 2016」がインストールされるが、いったんOffice 2016のセットアップを行った後にOffice 2016をアンインストールすれば、Office.comのマイアカウントのページから「追加のインストールオプション」を選ぶことで、Office 2013を選んでインストールを行うことができた。

 また、2016年10月に行われたOffice 2016のアップデートにより、Office 2016とOffice 2013を同一のPC環境にインストールして併用することも可能となっていた。

 しかし、2月28日以降は、コンシューマー向け、ビジネス向けを問わず、Office 365の契約ユーザーが、Office 2013をインストールできなくなる。

 ただし、Office 2013は2013年からパッケージ版としても提供されており、更新プログラムをはじめとしたサポートは、2023年4月11日まで継続する。

 なお、Office製品では、今年の10月10日に「2007 Microsoft Office Suite」の延長サポートが終了し、更新プログラムが提供されなくなる予定だ。また、同じく10月10日には、「Office for Mac 2011」のメインストリートサポートが終了し、延長サポートへ移行する。