ニュース

「Pokémon GO」の周遊マップを自治体連携で作成、モンスターボールをモチーフにしたゴミ袋も配布

 米Nianticおよびポケモン株式会社は23日、スマートフォンゲーム「Pokémon GO」に関する周遊マップの作成に、観光振興や地域活性を目指す地域自治体と共同で取り組むと発表した。

 周遊マップの作成を希望する自治体を対象に、公認素材やマップテンプレート、利用ダイドラインを無償提供する。Pokémon GOサポートサイトの「地方自治体お問い合わせフォーム」から申し込むことができる。すでに50以上の自治体から問い合わせがあるという。

 今回の発表にあわせて、福島県と京都府は全国初となる周遊マップを公開する。福島県は、須賀川市のマップをオンライン上で公開するのを皮切りに、県内39市町村で展開する予定。京都府は、宮津市(天橋立)のマップを3月ごろに配布する予定。

福島県須賀川市の周遊マップ

 プレーヤーがこれらの拠点に自ら足をのばし、隠れた名所・旧跡を発見することで、地域の歴史や特色、普段は見過ごされるような街の魅力に触れることができるとしている。また、これらの地域の状況に合わせて、ゲーム上の拠点となる「ポケストップ」や「ジム」を新たに増設し、自治体が活用しやすい環境の整備にも取り組む予定。

 また、周遊マップを作成した自治体に対して、プレーヤーにゴミの持ち帰りを促すため、モンスターボールをモチーフにしたゴミ袋を提供するとしている。

モンスターボールをモチーフにしたゴミ袋