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Facebook、福岡・大分豪雨を受け、支援情報の共有機能「コミュニティヘルプ」提供開始

支援が必要なユーザー/支援を提供できるユーザーが情報を投稿・検索して直接連絡可能

「福岡県・大分県の洪水 Facebook災害時情報センター」

 九州での豪雨を受け、Facebookは6日、福岡県および大分県の一部地域を対象とした「災害時情報センター」を起動した。該当エリアにいるFacebookユーザーが、自身が無事であることを友達に伝えたり、友達の安否を確認することができる。あわせて「コミュニティヘルプ」機能も提供開始。食料や水、避難場所、移動手段など、支援を必要としているユーザー/提供可能なユーザーがそれぞれ場所や支援内容の情報を投稿・検索し、メッセンジャーで直接連絡をとることができるようになっている。

 コミュニティヘルプの画面には「支援・サポートを見つける」「支援・サポートを提供」の2つの項目があり、それぞれ「ボランティア活動」「ペット用品」「移動手段」「衣料品」「機器・道具」「食べ物」「水」「赤ちゃん用品」「洗面用品」「燃料」「避難場所」といった分類で支援情報を投稿・検索できる。地図上から、現在地周辺の情報を探すことも可能だ。

 ただし、6日午後に提供が開始されたばかりということもあり、共有されている情報はまだ少ないようだ。コミュニティヘルプは、Facebookのユーザー同士でリアルタイムに支援情報を共有できるのが強みだとしており、個人ユーザーのほか、アカウントがあれば、自治体などがコミュニティヘルプで情報を共有することも可能だという。