Windows 10の画面ロックを指紋で解除、「Windows Hello」専用USBセンサー「SREX-FSU4H」、ラトックシステムが5980円で販売

　ラトックシステム株式会社は、Windows 10に指紋認証でサインインできる機能「Windows Hello」に対応するUSB接続の小型指紋センサー「SREX-FSU4H」を9月中旬から発売する。Amazon.co.jpでは価格5980円で予約を受け付けている。

　Windows 10の標準機能「Windows Hello」の指紋認証のみに対応したモデル。本体側面のセンサーエリアに指をタッチするだけで、ロック解除を行ってWindowsにサインインできる。1アカウントにつき、指紋情報を最大10本まで登録可能。既存モデル「SREX-FSU4」から指紋認証ソフトウェア「OmniPass」を省くことで低価格を実現したという。

　指紋認証エンジンには、バイオメトリックス技術「特徴点抽出方式」を採用しており、360度どの向きからのタッチでも、指紋の特徴点6カ所以上を照合して認証を行う。特徴点を照合し切れない場合は、パターンマッチング方式により指紋の形状特徴を追加して照合を行うハイブリット方式を採用する。これにより、他人受入率（FAR）0.002％以下、本人拒否率（FRR）2.95％以下の指紋識別能力を実現しているという。

　本体上部には指紋センサーの動作状態を示すLEDを装備する。本体サイズ（幅×奥行×高さ）は約14×21×8mm、重量は約5g。