「Firefox 3.5」リリース候補版が公開


Firefox 3.5

 Mozillaは19日、次期Webブラウザ「Firefox 3.5」のリリース候補版(RC版)を一般向けに公開した。Windows版、Mac OS X版、Linux版が用意されており、日本語を含む各国語版をMozillaのサイトからダウンロードできる。

 Firefox 3.5は、新たなJavaScriptエンジン「TraceMonkey」の採用により、パフォーマンスと安定性を向上。プライベートブラウジングの搭載など個人情報管理ツールを強化したほか、位置通知機能への対応や、HTML 5への対応などを行っている。

 Firefox 3.5は、開発コードネーム「Shiretoko」として、当初は「Firefox 3.1」としてリリースする予定だったが、変更点が多いことなどからバージョンを3.5に変更。6月9日には「プレビュー版」が公開され、その後ベータテスターのみを対象として最初のRC版(RC1)が公開ていたが、今回一般向けのRC版(RC2)が公開された。


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(三柳 英樹)

2009/6/22 12:37