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多くの消費者がネットブックとノートPCを勘違い? 米NPD調査


 多くの消費者が、ネットブックとノートPCの機能・性能を同程度と勘違いしているとの調査結果が22日に公表された。米大手調査会社のNPD Groupが行ったインターネット調査によるものだ。調査は4月27日から5月4日まで、ネットブックを保有する成人約600人を対象に行われた。

 勘違いの結果、ノートPCの代わりにネットブックを購入した消費者のうち満足していたのは58%だった。一方、最初からネットブック購入を計画していた消費者の場合、満足度は70%だった。

 特にネットブックの主な販売対象年齢層だという18〜24歳に調査したところ、「ネットブックのパフォーマンスがもっと良いことを期待していた」と回答した人は65%に上り、「期待より良いパフォーマンスだった」と回答したのは27%にとどまった。

 ネットブックは、持ち運びやすいことが大きなメリットとしてマーケティングされている。実際、購入者の60%で、持ち運べることが購入要因となっていた。しかしながら、購入者の60%は、一度も家から持ち出したことがなかったという。

 この調査結果を受けて、NPD Group業界分析担当バイスプレジデントのStephen Baker氏は、「我々は、消費者がしたいと思っていることにぴったりのPCを買えるようにすべきだ」とした上で、「小売業者とメーカーは、ネットブックがノートPCの代わりになると消費者に思わせてしまう、PCに似た能力や一般的機能をあまりにも強調しすぎないようにする必要がある。その代わり、モバイル、持ち運びやすさ、コンパニオンPCの必要性などについてマーケティングし、消費者が購入したものを自分で理解し、購入したことに満足できるようにするべきだ」と、現状の販売手法の問題点を指摘している。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2009/6/23 13:18

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