“アニメの殿堂”のアイデアを一般から募集、文化庁が13日まで


 文化庁は7日、マンガやアニメ、ゲームなどを収集展示する拠点施設として、2009年度補正予算に117億円が盛り込まれた「国立メディア芸術総合センター(仮称)」の事業内容や運営方法などに関するアイデアの一般募集を開始した。

 募集するアイデアの対象項目は、1)事業内容について、2)施設内容・規模等について、3)管理運営について、4)その他全般に係る事項について――。メール、ファックス、郵送で受け付ける。募集期間は7月13日17時まで。

 国立メディア芸術総合センターの設置にあたっては現在、文化庁が施設の事業内容や管理運営のあり方などを検討する準備委員会を開催中。1日に開かれた第1回会合では、漫画家の里中満智子氏が「納税者からアイデアを募ってはどうか」と提案していた。

 準備委員会のスケジュールとしては、7月中に基本計画案がとりまとめられる。8月には基本計画案を踏まえた企画提案が行われ、10月には採択・決定される流れ。10月以降は、建設業者や管理運営団体を公募し、工事に着工する予定だ。


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(増田 覚)

2009/7/7 18:14