GREEが18歳未満を「ゾーニング」、携帯フィルタリングで年齢確認
グリーは29日、同社が運営するSNS「GREE」において、健全性向上と青少年の保護・健全育成に向けた取り組みを強化すると発表した。8月7日以降、携帯電話のフィルタリングサービスを活用した年齢確認を実施し、18歳未満の利用を一部制限する「ゾーニング」を行う。
ゾーニングに基づく年齢別の利用制限では、18歳未満のユーザーと18歳以上とのメールの送受信を原則制限するほか、18歳未満のユーザーについては、18歳以上のユーザーによる検索結果からも原則除外する。
年齢を確認する具体的な方法としては、18歳未満の携帯電話利用者に原則適用が義務付けられている、ブラックリスト方式の携帯フィルタリングサービスで、アクセス制限カテゴリに分類されるサイトを開設。そのサイトが表示されるかどうかによってフィルタリングの利用の有無を識別することで、18歳未満かどうか判別する。携帯フィルタリングサービスによる年齢確認の結果は、PCでの利用にもひも付けられる。
また、7月から実施している通報対応については、サイト規模の拡大に対応するために体制を増強。コンテンツ監査の面でも「禁止ワード」を大幅に増やして違反投稿への対応を強化。さらに巡回チームも増員して、コミュニティにおける違反行為の取り締りを強化するという。
関連情報
(増田 覚)
2009/7/30 11:00
-ページの先頭へ-