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ネットが子育ての重要インフラに、YouTubeで子守唄も


 NTT西日本は30日、「いまどきママの育児白書」の調査結果概要を公表した。子育ての情報交換の場が、かつての公園からインターネット上のコミュニティへと移行しており、インターネットがこれからの子育てインフラになっていると指摘している。

 調査は、0〜6歳の子どもを持ち、自宅でインターネットを利用している東京・大阪在住の20〜30代の主婦519人を対象に、7月3日から6日までインターネット調査で実施した。これによると、子どもを連れて公園に行く回数・時間の全体平均は、週に1.7回・2.9時間だった。これに対し、コミュニティサイトの利用者364人においては、コミュニティサイトの利用が週3.7回・3.9時間で、公園の利用頻度・時間を上回った。「公園デビューからネットデビューへとママデビューの場が広がっている」としている。

 子育ての情報源(複数回答)としては、口コミが69.0%で最も多く、次いでWebの情報サイトが55.1%、雑誌が44.3%、テレビが44.1%。書き込み型Webサイト(SNS、ブログ、掲示板)が39.3%、本が35.5%など。


子どもを公園に連れて行く回数と、コミュニティサイトを利用する回数(NTT西日本の発表資料より)
子育ての情報源(NTT西日本の発表資料より)

 自宅におけるインターネット利用時間は、1日あたり1時間以上2時間未満が32.0%と最も多いが、1日2時間以上とした人が合計42.2%いることがわかった。また、ネットショッピングの利用者は87.9%に上り、買い物の5割以上をインターネットで済ませる人も13.6%あったという。

 なお、インターネットを利用する端末は、「パソコンのみ」が29.9%、「パソコンが多い+ケータイも使う」が49.7%、「パソコンもケータイも同じくらい」が9.1%、「ケータイ使うことのほうが多い」が11.4%だった。「パソコンのみ」「パソコンが多い+ケータイも使う」を合わせた“パソコン派”が約8割を占めた。自宅にいることが多いことや、情報収集・検索が増えたこと、情報量の多さなどからパソコン利用が増えたとしており、出産を機に「パソコンを使うことが増えた」と回答した人が42.8%あった。

 このほか、子育てにおけるインターネットの活用方法としては、「書き込みで愚痴や相談を聞いてもらえる」「子どもの服をオークションで購入する」「子どもの動画を祖父母にWebカメラで流す」「YouTubeで子守唄や動画を見せて一緒に遊ぶ」などが挙げられたという。

 このようにインターネットを育児にフル活用しているいまどきのママたちを、NTT西日本では“デジマム”と名付けた。「インターネットは、育児に関する身近な情報源として、頼れる相談相手として、子守代わりとして、“デジマム”たちになくてはならない子育てインフラ」だとし、NTT西日本では「より高速で安定した光回線の提供を通じて“デジマム”の育児ライフを応援する」としている。


“デジマム”の子育てにおけるインターネット活用法(NTT西日本の発表資料より)

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(永沢 茂)

2009/7/31 15:13

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