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Winny利用者が再び増加、Perfect Darkは「最も警戒が必要」


 ネットエージェントは20日、お盆休み期間(8月8日から8月16日まで)におけるファイル共有ソフト「Winny」「Share」「LimeWire/Cabos」「Perfect Dark」のノード数について、独自の検知システムによる調査結果を公表した。減少を続けていたWinnyの利用者が増加に転じたほか、ファイル共有の方法を解説するムック本で「主役」として登場することが多いというPerfect Darkが高い増加率を示した。

 Winnyの平均ノード数は約30万で、前年同期比約132%と増加。今年のGW期間(4月26日〜5月6日)と較べでも約136%と増加していた。ネットエージェントによれば、Winny利用者は2007年度半ば以降は緩やかな減少傾向が続いていたが、2009年7月にShare利用者が著作権法違反容疑などで逮捕されたころと時を同じくして、Winnyの利用者が徐々に増え始めたとしている。

お盆休み期間におけるWinnyノード数の推移

 逮捕者などの影響で利用者が若干減少していたというShareの平均ノード数は約16万で、前年同期比約107%、GW期間と比べると約90%だった。ネットエージェントはShareについて、「最近では映像関連の違法ファイルが多く流通しているため依然として人気が高い」としているが、8月には映画のファイルをShare上で公開した利用者が相次いで摘発されている。

お盆休み期間におけるShareノード数の推移

 北米や欧米諸国など世界各国で利用者を集める「Gnutella」のネットワークに接続されているLimeWire/Cabosについては、お盆休み期間中の平均ノード数が約318万に上り、昨年同期比で約112%と増加。GW期間と比べると約85%だった。

お盆休み期間におけるLimeWire/Cabosノード数の推移

 このほか、最近発売されるムック本で「主役」として取り上げられることが多いというPerfect Darkは、お盆期間中の平均ノード数が約5万1000。GW期間と比べると約137%で、国産のP2Pでは最も増加率が高かった。「高い匿名性、捏造ファイルの少なさから徐々に人気が高まっており、今後最も警戒が必要なP2Pの1つ」(ネットエージェント)。なお、Perfect Darkは2009年3月から集計を開始したため、前年同期の数値は算出していない。

お盆休み期間におけるPerfect Darkノード数の推移

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(増田 覚)

2009/8/20 13:54

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