Twitter、つぶやきに位置情報を付加するためのAPI提供へ


 米Twitterは20日、ユーザーの「つぶやき」に位置情報を付け加えるための「位置情報API」を、開発者向けに提供する計画を公式ブログで明らかにした。

 Twitter共同創業者のBiz Stone氏は、既にTwitterに位置情報を付加する試みが外部の開発者によって進められているが、現状ではAPIの制限などにより位置情報が信頼できるものになっていないと説明。こうした取り組みを行っている開発者のために、新たに位置情報APIを提供するとしている。

 位置情報APIは、まず開発者向けに提供され、外部で開発されているモバイル向けアプリケーションなどに組み込んでもらうことを目指す。その後、Twitterのサイトにもこの機能を追加する予定としている。位置情報は標準では付加しない設定とし、利用するにはユーザーが設定を行う形とする。また、位置情報は長期間保存しない。

 Stone氏は、位置情報により近隣のつぶやきが探せるようになり、コンサートのようなイベントや、地震などの災害時における利用など、さまざまな活用方法が期待できるとしている。


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(三柳 英樹)

2009/8/21 16:40