タッチタイピング「できる」人の半数以上が専用ソフトで練習経験


フルキーボードではない携帯電話でタッチタイピングができるかどうかについて

 アイシェアは28日、キーボードを見ずに入力をおこなう「タッチタイピング」に関する意識調査の結果を公表した。調査は9月1日から4日まで、同社のメール転送サービスの会員546人を対象に実施した。

 回答者のうち、PCを利用経験者は430人。うち、タッチタイピングが「得意」という人は54.0%、「頑張ればできる」は34.4%で、「できる」と答えた人が9割近くに上った。一方、「まったくできない」は11.6%にとどまった。

 「できる」と答えた人に、タッチタイピング用ソフトで練習した経験を聞いたところ、57.9%が「ある」と回答。うち、30.0%は「無料のみ」、7.9%は「有料のみ」、20.0%は「両方とも(無料・有料)」のソフトを活用していた。

 調査ではこのほか、携帯電話の利用経験者520名を対象に、フルキーボードではない携帯電話でタッチタイピングができるかどうかを質問。その結果、「得意」が9.0%、「頑張ればできる」が39.0%で、合計すると半数近い48.1%が「できる」と回答した。

 PCのタッチタイピングが「得意」な人では、携帯電話のタッチタイピングも「得意」とする人が14.5%と高く、「頑張ればできる」を含めると「できる」と答えた人は58.3%に達した。その一方、PCでタッチタイピングが「まったくできない」人の89.4%は、携帯でも「まったくできない」と答えており、相関性がうかがえる結果となったとしている。

【お詫びと訂正 2009/9/29 12:50】
 記事初出時、フルキーボードではない携帯電話でのタッチタイピングが「頑張ればできる」と回答した人のパーセンテージを「9.0%」と記載しておりましたが、正しくは「39.0%」です。お詫びして訂正いたします。


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(増田 覚)

2009/9/28 19:08