Gmailのオフライン機能が正式機能に

　Googleは7日、インターネットに接続していない状態でもWebメールサービス「Gmail」を使える機能「Offline Gmail」を正式機能に移行したと発表した。

　「Offline Gmail」は、GmailアプリケーションやメールのデータをローカルPCにダウンロードしておくことで、オフライン時でもメールの検索や閲覧、作成、ラベル管理などがオンライン時と同様に行える機能。メールの作成・送信などオフライン時に行った操作は、オンラインになった際にデータが同期する仕組みだ。Webアプリケーションをオフラインでも動作できるブラウザ拡張機能「Gears」を利用しており、Gearsがサポートしているブラウザで動作する。

　「Offline Gmail」は、実験的サービスを提供する「Gmail Labs」で2009年1月から提供されていたが、今回、Gmailの正式機能として組み込まれた。Gmailの「設定」画面に「オフライン」タブが設けられ、ここから同機能の有効・無効や、ダウンロードしておくメールや添付ファイルの条件設定などが行える。