撮影写真をmixiに投稿。シールプリント機「アイミク」が今春登場

Eye mix-アイミク-

　バンダイナムコゲームスは、撮影した写真をSNS「mixi」へ投稿も可能なアーケード用シールプリント機「Eye mix-アイミク-」を2010年春に発売する。プレイ料金は400円（出荷時設定）。mixiと連携するアーケード用シールプリント機は業界初としている。

　「Eye mix-アイミク-」は、合わせて開設されるモバイルサイト「PuriColle（プリコレ）」と連携。ユーザーごとに「PuriColle」内に用意された専用サイトへ、「Eye mix-アイミク-」で撮影した写真をアップロードでき、同サイトから1クリックで「mixiフォトアルバム」に写真を転送できる。mixiへの転送は、mixiのデータを外部サービスで活用できる「mixi Connect」を利用した。

　初回利用時には、「Eye mix-アイミク-」が備えるFeliCaポートに、FeliCa対応の携帯電話をかざして取得できるメールアドレスに対して空メールを送信。その後、返信にてユーザーごとに用意された専用サイトのアドレスが通知される。

　2回目以降は、本体FeliCaポートにFeliCa対応の携帯電話をかざすことで、「Eye mix-アイミク-」から「PuriColle」への写真のアップロードが自動で行われる。なお、FeliCa非対応の携帯電話を利用している場合には、QRコードを使って手続きできる。

　1プレイあたり6枚の写真をプリント可能（撮影可能枚数は最大8枚）。また、「PuriColle」への転送可能枚数は2枚までは無料。3枚以上を転送したい場合には、月額315円の有料メニューに登録する必要がある。なお、mixiフォトアルバムへの転送にあたっては、mixiへの会員登録および携帯電話の「かんたんログイン」設定が必要になる。

　シールプリント機としての機能面では、目と肌の写り方をそれぞれ3パターンから選んで撮影が可能。目は「ナチュラルアイ」「ベーシックアイ」「バッチリアイ」から、肌は「透明肌モード」「柔肌モード」「マット肌モード」から選択できる。

　バンダイナムコゲームスによれば、15歳から24歳を対象に実施したSNS利用に関する調査で、70％以上がmixiを利用していたという。そして、ほとんどの利用者がシールプリント機で撮影した写真をmixiのフォトアルバムに保存したり、プロフィールや人気の添付写真として掲載しているとした。

　今回、mixiと連携する「Eye mix-アイミク-」を発売することで、画像転送にかかる手間を軽減できる説明。シールプリント機のイメージモデルには、雑誌「Popteen」のモデルである菅野結以と舟山久美子を起用し、女子高生に対して訴求する考え。また、プレイ中やデモンストレーション中に流れるテーマソングとして、西野カナが書き下ろした新曲「今夜はPARTY UP」を採用した。

　なお、2010年春の発売に先駆けて、2月19日と20日に幕張メッセで開催される「AOU アミューズメント・エキスポ」に出展される。

（左から）透明肌モード、柔肌モード、マット肌モード