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初代「一太郎」など11件が「情報処理技術遺産」に認定


1985年に発売された初代「一太郎」のパッケージ

 ジャストシステムは2日、1985年に発売した初代「一太郎」が、情報処理学会が制定する「情報処理技術遺産」に認定されたと発表した。

 「情報処理技術遺産」は、日本のコンピューター技術発達史上の重要な研究開発成果や、顕著な影響を与えたコンピューター技術や製品などを、次世代に継承していくことを目的として設けられた制度。2009年には、第1回の情報技術処理遺産として「PC-9801」など23件の機器と、貴重な史料を保存・展示している「分散コンピュータ博物館」2件が認定された。

 2回目となる今回は、初代「一太郎」がソフトウェアとしては初めて情報処理技術遺産に認定された。1985年8月に発売された初代「一太郎」は、連文節変換方式を採用した日本語変換システム「ATOK4」を備え、PC用日本語ワープロソフトとして一世を風靡したことが認定の理由とされている。

 今回認定された情報処理技術遺産は、初代「一太郎」のほか、1940年代前半に昭和航空計器などが製造した機械式コンピューター「微分解析機」、1961年に日立製作所が製造したトランジスタ式コンピューター「HITAC 201」、1983年に富士通が製造した「OASYS 100および親指シフトキーボード試作機」など計11件。また、「分散コンピュータ博物館」として、東京理科大学近代科学資料館と東北大学サイバーサイエンスセンター展示室の2件が認定された。


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(三柳 英樹)

2010/3/2 16:09