「Opera 10.50」正式版公開、新エンジン搭載で高速化
Opera 10.50 |
Opera Softwareは2日、Webブラウザー「Opera 10.50」正式版を公開した。Windows版がOperaのサイトから無償でダウンロードでき、Mac版については現時点ではベータ版となっている。また、今後はLinux版の提供も予定している。
「Opera 10.50」では、新たなJavaScriptエンジン「Carakan」、グラフィックスライブラリー「Vega」、レンダリングエンジン「Presto 2.5」を搭載。従来の「Opera 10.10」と比較すると、JavaScriptの処理速度は7倍になり、Operaでは「地球上で最速のブラウザー」だとアピールしている。
機能面では、Webページの閲覧履歴を残さない「プライベートブラウジング」機能を搭載。デスクトップウィジェットの「Opera Widgets」については、Webブラウザーを起動せずにウィジェットの利用を可能にした。
デザイン面では、初期設定ではメニューバーが非表示となり、ウィンドウ左上の「Operaメニューボタン」からプルダウンメニューを開く形に変更。Webページの表示スペースを大きく取った。
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(三柳 英樹)
2010/3/2 18:30
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